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“事故物件に住み続ける”芸人が語る、心霊スポットであった実体験「深夜1時すぎ、ひとりで真っ暗な山道を歩いていると…」

日刊SPA! / 2024年9月4日 15時54分

“事故物件に住み続ける”芸人が語る、心霊スポットであった実体験「深夜1時すぎ、ひとりで真っ暗な山道を歩いていると…」

「事故物件住みます芸人」の松原タニシさん

 住人の自殺、他殺、孤独死などが原因で生まれる事故物件。これまで17軒もの事故物件に住んできた芸人の松原タニシさん(@tanishisuki)。
 2024年6月には『恐い怪談』を上梓するなど、著作家としても活躍している。前編のインタビューでは、事故物件で起きた恐怖体験を話していただいた。今回は、過去に訪れた心霊スポットでの体験や、じかに聞いたという実話怪談をうかがった。

◆鈴の音に追いかけられる

――心霊スポットで、一番すごかったところはどこでしたか?

松原タニシ(以下、松原):今も記憶に焼き付いているのは、台湾の心霊スポットとして有名な廃火葬場です。ここには後輩芸人と2人で行きました。そこには現役で稼働している火葬場もあって、目的地はその反対側にある、もう使われていない火葬場です。もはや廃墟に近いのですが、なぜか廊下に灯りがついていました。

 死体を火葬する施設に続いていそうな、その廊下を進んでいくと、暑い夏にもかかわらず、2人とも鳥肌が立って、耳鳴りがし始めました。そして、後輩のスマホが急に作動して、支離滅裂な内容の文章が画面上に次々と流れてきて、ちょっとパニックになりかけました。

 すると、先の方からチリン、チリン、チリン、チリン、チリン……と鈴の音がしてきました。音は、こちらに近づいてくるのか、だんだん大きくなってきます。思わず全速力で逃げ出して、外の広い駐車場まで行ったのですが、まだ鈴の音は追いかけてきたのです。

 完全に恐怖心にとらわれ、さらに逃げて、照明の明るい辛亥トンネルまで来て、ようやく鈴の音は聞こなくなりました。このトンネルも心霊スポットなのですが、特に異変は起きませんでした(※タニシさんのYouTubeチャンネルの「台湾廃墟で鈴の音に追いかけられる」(1時間36分あたりから注目))。

◆牛の刻参りの現場に遭遇しかけて…

――日本国内の心霊名所に行って、恐い思いをした体験を1つ教えてください。

松原:名古屋市郊外の山の頂上に、牛の刻参りで有名な神社があります。深夜1時をまわって真っ暗な山道を歩き、1人で頂上を目指しました。神社までたどり着いたところで、参道の石段の横からパキパキと音がしたのです。動物かなと思ってゆっくり進んでいくと、音がついてくるのですよ。そして、自分が止まったら、相手も止まるのです。

 恐くなって、灯りのある神社の社務所まで戻りました。すると、その壁に、泥をつけた手のひらを押し付けたような跡がついているのです。泥はまだ濡れているから、つけてからそう時間は経っていないはずです。

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