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娘の世話を一切しないのに「親権をよこせ」と言う妻。破綻した夫婦が下した“至極当然の結論”

日刊SPA! / 2024年9月20日 15時53分

妻のネグレクトな傾向は娘さんの成長にも悪影響を及ぼしました。例えば、平仮名の読み書き、絵の書き方、時計の見方、数字の数え方……当時、5歳だった娘さんに妻は何も教えませんでした。妻は「保育園で教えてもらったらいいでしょ!」と開き直るのですが、玲央さんは「保育園よりも、まずは家で親が基本的なことを教えるべきだと思うんですが。普通は……」と嘆きます。

次に裏の顔ですが、妻はキレたら何を仕出かすか分からないタイプですが、それは娘さんに対しても同様でした。例えば、ある日の朝、娘さんが朝食をなかなか食べ終わらずに保育園に行く時間が迫っていたそう。娘さんは当時4歳なので食べるペースが遅いのは仕方がないこと。それなのに玲央さんは「早くご飯食べなさいよ!これじゃ、みんなと一緒に学校行けないから」と叱ったのですが、娘は完全に委縮してしまい、食べるペースがますます遅くなったのです。

そのことに腹を立てた妻は娘さんの箸を取り上げ、シンクに「バンッ」と叩きつけ、「保育園やめるか?早く食べないなら、もう帰ってこなくていい、どこかに捨ててこようか!」とまくし立てたので、娘さんは恐怖のあまり、激しく号泣。結局、保育園の送迎バスには間に合いませんでした。

◆娘のカウンセリングも「断固拒否」

このように親子にもかかわらず、妻は娘さんとまともなコミュニケーションがとれていませんでした。玲央さんは娘さんが夜になっても眠れなかったり、食事をまともにとれなかったり、行動がおかしな方向へ向かったり……玲央さんはその原因が妻にあると思っていました。

玲央さんは娘さんの心身が少しでも良くなればと思い、心療内科で見てもらおう、カウンセリングを受けさせようと提案しました。しかし、妻は断固拒否。「里奈を病人扱いしないで!思春期外来に行くなんて大げさすぎる…放っておけば、そのうち良くなるのよ」と他人事のよう。妻は娘さんが他の子と違うと思っていて、そんな子どもの母親であることが「恥ずかしい」と感じていて、臭いものに蓋をするつもりでした。

厚生労働省の人口動態統計(2022年)によると子ども1人の場合(45,551組)、父親が親権を獲得したのはわずかに12%(5,475組)、母親(88%、40,076組)の方が圧倒的に有利ですが、そうも言っていられません。

◆離婚を切り出すも、「親権をよこせ」と…

玲央さんは限界に達し、ついに9年間、積もり積もったうっぷんをぶつけたのです。「悪いけど、母親失格だよ。お前がいると治るものも治らないよ。里奈から距離を置いてくれ!」と。

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