“58歳で発達障害” 通告のフリーライター「診断結果を伝えたら、音信不通になった友人たちも」
日刊SPA! / 2024年10月10日 8時47分
桑原カズヒサ氏(60歳)
孔子の言葉である「論語」の一節に「40歳で迷うことがなくなり、50歳で天命を知り、60歳で他人の言葉を謙虚に受け止められるようになり」とあるが、58歳にして発達障害診断を受け、迷いの最中にいるフリーライターの桑原カズヒサ氏(60歳)に話を聞いた。
◆小学校の通知表には6年間「落ち着きがない」
桑原氏は1963年に広島県の山奥に生まれ育ち、“昭和”らしく、体罰は当たり前の環境で育つ。小学校の通知表には、6年間「落ち着きがない」と書かれ続けた。
「落ち着きがないという自覚はなかったです。授業中は、教科書やノート、机にまで落書きをするような子でした。クラスメイトには、自分にも描いて欲しいと言われるくらいでした。給食では量が食べられず、偏食も酷かったので、昼休みは教室に居残って食べていました」
桑原氏本人の認識は「大人しくて目立たない、臆病な子」だったが、現実は違ったようだ。
「後ろの席の子に話しかけたりして、よほど落ち着きがなく迷惑だったのでしょう。雪の日に裸足で、グラウンドで走ってくるように先生に言われました。今だったら、虐待ですよね」
そんな桑原氏は、中学校卒業後に、クラスメイトの女の子から「あなたのあだ名は躁うつ病だったんだよ!」と言われたこともあった。
「小・中・高校時代は親しい友だちがおらず、誰とも会話がかみ合いませんでした。だけど、『躁』だと言われるのだから、いきなり好きなことを一方的に話すなどあったのでしょうね」と振り返る。
◆大学を卒業後に不安障害と診断される
大学入学を機に、東京の阿佐ヶ谷のアパートでの1人暮らしが始まった。
「高校までと違って、大学では単位さえ取れば卒業できるので、逆にコミュニケーションを取らずにすんで楽でした。4年生の時に就職活動をしましたが、リクルートスーツで身を固めた集団を見ただけで怖くなって逃げだしました。バブル崩壊前で売り手市場だったにも関わらず、就職はしませんでした」
卒業後は、大手出版社に就職した知人の紹介で、出版業界にフリーランスのライターとして出入りし活躍するようになる。また、広告製作者としても、収入を得た。
「30代から40代にかけて、売上は600万円くらいでした。広告の仕事も多く、食うには困りませんでした」
しかし、40代の終わりごろから、将来への不安から、心身症のような症状が出始めた。
「熱が下がらないので内科を受診しましたが、どこも悪くない。胸と背中が張り付いたように感じ、苦しい。過換気症候群のような症状が出る。眠れない・倦怠感が酷いなどの症状がありました」
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