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江籠裕奈「大人のかわいいにも気づいてね」という思いを込めて

日刊SPA! / 2024年10月29日 8時48分

◆“自分が好きな自分”でいられるのが一番だと思う

――リード曲「Hello Happy My Life!!!」は、早い段階で作りはじめていたのでしょうか?

江籠 はい。リードなので、アルバムのテーマが決まってすぐに、曲のテーマも話し合いました。デモを聴いたときセリフパートがあったのが印象的で、「ここに、頭の中で考えていることを入れてみたら面白そうだね」という話があがって。ごちゃごちゃとした思いをセリフにして入れることにしたんです。デモの段階よりもセリフパートを長くしてもらって。

――へえ、そんなアレンジもしていたんですね。

江籠 セリフだから、決まったメロディに言葉を当てはめていく本来の作詞よりも、言いたいことを入れやすかったです。脳内でいろんな感情の登場人物がしゃべっているようなイメージで書き進めていきました。でも……一方で完成が一番不安な曲でもあったんですよ。「ほとんどセリフだけど、これがどんなふうに“曲”になるんだろう?」って。

――ともあれ、ファンのみなさんは最初にMVでこの曲と出会っているじゃないですか。映像もメロディも歌詞もすべてインパクトがあってガツンときて、すべてが頭に残って。この曲の出会い方としては、理想形だったんじゃないかなと思います。

江籠 たしかに。今回書き下ろした6曲は、全部「いいな」と思えるくらい満足しているんですけど、この曲はちょっと存在感が違って。リード曲でMVを作ると決まったとき「だったらやっぱり、これがリードだよね」と改めて思うくらい、しっくりくる感じがありました。

――ちなみに、この歌詞のなかには江籠さんが日頃考えていることも入っている?

江籠 それは……入ったり入らなかったり、ですね。

――サビに〈最後に決めるのは いちばん心踊る方〉とありますが、江籠さんもそうやって決めてきたのかな?とちょっと気になっていて。

江籠 あ、そこはそうですね。私は、“自分が好きな自分”でいられるのが一番だと思うんです。自分以外の誰かにも影響が及んでしまう場合はまた別ですけど、自分ひとりに関わる選択であれば迷わず自分らしいほうを選びたい。

――例えば、江籠さん自身はどんなときにそういう選択をしましたか?

江籠 わかりやすいところで言うと、ツインテールですかね。一時期「ツインテールはしないほうがいいよ」と言われていて、なんとなく従っていたんですけど、「でも私、ツインテール好きなんだよな」と思って。

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