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江籠裕奈「大人のかわいいにも気づいてね」という思いを込めて

日刊SPA! / 2024年10月29日 8時48分

――そこからツインテールを解禁したと。

江籠 はい。「自分がなりたい自分でいいじゃん!」って。で、きっとみんなもそんなふうに「自分らしく生きたい」「自分が好きな道を選びたい」と思っているけど、できていない人のほうが多いと思うんですよ。

――無意識にその欲求を押し殺している可能性がありますね。現代の人たちは。

江籠 だからこそ、この曲の中から「自分がなりたい自分に!」というマインドを感じ取ってもらって、ちょっとでも誰かの希望になれたらいいなと思っています。決して押し付けるわけではなくて、「そういう世界があったら幸せだよね」というメッセージです。

――また、「いくつになっても可愛くいたい♡」からは、歳を重ねることへのリアルな心情を感じました。

江籠 年齢を感じさせないのがアイドルのいいところだと思うんですけど、アイドルじゃないオフの自分を客観視したときに、「大人だから年相応の格好をしないといけないのかな」「かわいいに憧れていてはダメなのかな」と、急にリアルに感じてしまう瞬間がある気がするんです。その気持ちに寄り添うアイドルソングはあまりないと思うので、作ってみました。「いくつになっても可愛くいたい♡」は、私がいつかの七夕のとき短冊に書いた願いごとでもあって、今も変わらずベースにある願いなんですよね。

――女性アイドルは、いまだに賞味期限が決まっているように思います。江籠さんはそういう世間一般のイメージをどう捉えていますか?

江籠 やっぱり、男性アイドルと比べて年齢に関しては言われやすいですよね。年齢を感じさせない振る舞いやパフォーマンスをしているのに、「もう○歳だから」と、“なぜか”言われたりする。それだけ、若くてキラキラしている人たちこそアイドル、というイメージが定着してしまっているのかもしれないですね。だから私は、「大人もかわいくていいよね」「大人のかわいいにも気づいてね」という思いをこの歌にしました。

◆歌詞から自分の気持ちを探されるのが苦しい

――リード曲のタイトルにちなんで、最近ハッピーを感じた瞬間を教えてください。

江籠 えー、なんだろう? 今は割とずっとハッピーなんですよ。私、感情の振り幅が大きくなるとハッピーだと感じられなくなるタイプで、夏はフェスがあったりアルバム制作があったりして忙しくて感情が大きく振れることが多かったから、今はゆったり穏やかに生きているターンなんです。ただ、感情の振り幅が大きいほうが、言葉が降りてくるので作詞をしやすいんですけどね。

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