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ママ友は作らない、性の話は隠さない。ミニマリストが「子育てでやめてよかった」3つ

日刊SPA! / 2024年11月18日 8時53分

ママ友は作らない、性の話は隠さない。ミニマリストが「子育てでやめてよかった」3つ

 はじめましての方もはじめましてじゃない方もこんにちは。ミニマリストの阪口ゆうこ(@sakaguchiyuko___)です。 こう見えて、息子と娘の2人の子持ちです。
 子どもを育てるのは、想像していたよりも面倒臭いことやモヤモヤすることが多かった。しかし、毎日モヤモヤしながら育児をする自分に嫌気がさして、ミニマリストらしくイライラの「種」になる部分からまるっとやめました。

 前回の記事《寝かしつけをやめて、おもちゃは買わない。ミニマリストが生み出した「やめる育児」の”驚きの効果”》に引き続き、今回もミニマリストである筆者が、子育てでやめて好転したことを書きます。

◆ママ友いなくても問題なかった

「ママ友」という言葉を知っているだろうか。子どもがいる方は一度は聞いたことがあるのではないだろうか。この「ママ友」がいなくて寂しく孤独な思いをしている人は意外と多い。

 我が子が小学校に入学する前に、友人から聞いた話がある。「小学校ではママ友を作ったほうがいいよ。子どもの相談も聞いてもらえるし、イベントもひとりじゃなくていいし、学校生活でもいろんな情報を得られるし」と。控えめに言っていいことばかりだと聞いていた。

 ママ友に関しては自分自身も「作りたい」という思いがあった。というのも、保育園で出会った保護者の方が皆、気持ちのいい方だったのだ。送迎の際に少しだけ話をする程度だったが、「仕事がなかったらもっと仲良くなって遊べるのにね」と、話すことが多かった。その経験からママ友という存在には良い印象があった。

 ところがどっこい、私にママ友はできなかった。はい、ひとりも。

◆ママ友ができなかった理由

 私にママ友ができなかった理由がある。それもはっきりくっきりとした大きな理由が。それは、共通の話題である「子どもの話」をしなかったということ。

 ママ友がいると保護者ライフが豊かになるという友人の言葉に影響を受けた私は、学校関係の集まりの際に「うちの子がお世話になってます〜」という挨拶回りにパワーを使っていた。

 そんなある日、息子が言った。「あのさ、僕の話を外でしてるよね?」。

◆息子の話をしているのがバレたワケ

 話を聞くと、家で起こった息子の面白エピソードを、私がママ友に話す→ママ友が、息子のクラスメイトである自分の子に話す→エピソード、息子に戻る。という地獄のような伝言ゲームになったらしい。

 それからは「我が子の話」を封印し、「ママ友の子どもの話」も聞くのを避けた。ママ友の子も息子と同じように感じるのではないか、そして私も誰かに言いそう。いや、言うに決まっていると思ったのだ。私は自分を過信しない、とんでもなくおしゃべり野郎の自覚はある。

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