ママ友は作らない、性の話は隠さない。ミニマリストが「子育てでやめてよかった」3つ
日刊SPA! / 2024年11月18日 8時53分
そして共通の「我が子の話」を失うと、話題がなくなった。そして、短い間ではあったが、確かにいたはずのママ友もいつの間にかいなくなっていた。でも、問題はなかった。子どもの相談も聞いてもらえて、イベントも一緒に行けて楽しいし、学校生活の上でもいろんな情報を得られるというママ友は、いなくても困ることはなかったのだ。
子どもの相談なんてした日には、我が子に徹底的に嫌われるのはほぼ確定だったし、イベントも1人のほうが自由度が高くて気楽だったし、学校生活の情報も我が子が学校に直接問い合わせるタイプだったので不要だった。
保育園で出会った保護者の方が、皆気持ちのいい方だと感じたのは、いい距離感で付き合えていたからなのかもしれない。送迎の際に少しだけ話をする程度が良かったのだと思う。ママ友はできなくても問題なかった。それよりも子どもに嫌われなくてよかった。
◆ゲームやスマホの制限をやめた
宿題も時間割もしないでゲームとスマホ触ってる。と、日々子どもに腹を立てている保護者は多い。やらなければならないことを後回しにして、やらなくてもいいことを優先している姿にイライラするのだろう。そしてイライラが頂点に達した時、スマホやゲームに時間制限をかけたり、取り上げるという家庭もある。
我が家は制限をしなかった。イライラすることもあったが、一度与えたゲームやスマホを取り上げる行為は、本質的な問題点とズレているように思ったからだ。
本当の問題は、スマホやゲームなどのデバイスではなく、やらなければならないことを先送りし遊びを優先してしまう「本人」に問題があると思ったからだ。
◆実際にやってきたアプローチ
やらなければいけないことを先送りにする我が子に、私が実際にやってきたアプローチは以下である。
子どもがスマホやゲームに没頭する。
↓
宿題を忘れる。
↓
学校で叱られる。
↓
家に帰ってきたら、先生に注意された時にどんな嫌な気持ちだったか、及び、宿題を忘れたことによって起こった1日の弊害を事細かに思い出してもらう。同じ過ちを繰り返さないためにはどんな方法があるかを一緒に考える。親の私が手伝えることがあれば聞く。この時点で大体「忘れないように声をかけてほしい」ぐらいしか頼まれないのである。
↓
また同じ過ちを繰り返しそうな我が子を発見する。
↓
「この間、宿題を忘れてどんなことが起こってどんな気持ちになったんだっけ?」と、声かけに伴いあの日の嫌な気持ちを引き出す。
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