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ママ友は作らない、性の話は隠さない。ミニマリストが「子育てでやめてよかった」3つ

日刊SPA! / 2024年11月18日 8時53分

 これだけだ。私は子どもの学校生活のことで腹を立てたりしないので、我が子たちは学校での失敗や先生から叱られたことなどは隠さなかった。できるだけその日のうちにじっくり話を聞き出して子どもたちに振り返りをしてもらった。

 それに加えて、「先にやることをやっていればスマホもゲームもなんぼでもやっていいよ」と親指を立てて声かけをしていた。そんな合わせ技をお見舞いすると「やるべきことを先にやっとけば誰にも邪魔されない」となり、何も言わなくてもやるべきことをさっさとやるようになった。

 スマホやゲームは制限しなくても問題はなかった。問題の本質はデバイスではないのだから。

◆性の話を隠すのはやめた

 性に関する話も隠すのはやめた。私のヤング時代では、「性」に関する話題はお下品な話というイメージがあり毛嫌いする人も多かった。学校でも、生理の授業は男子生徒がいない別室でコソコソと隠れるように受けた記憶がある。生理の授業が終わった後は「男子には軽い気持ちで話さないでね」と口止めをされた。

「女子だけ別の部屋で何してたん!? お菓子もらってたんちゃうん!? ズルイ! ズルイ!」と、クラスの男子たちにヤイヤイ言われながらも、先生に言われた通り「男子には話さない」を、女子みんなで死守した記憶がある。

 ちなみに授業前と授業後では、人間のレベルがぐんと上がった気がして「お菓子もらったんやろ!」と、騒ぐ男子が、ミジンコみたいに見えた記憶もある。

◆性の話を隠すのをやめたら…

 今の時代は「性教育」の大切さが見直されている。人生を軽く歪めてしまうことだから、一度でも起こってはいけないのが性犯罪。私は「性」に関する犯罪が怖くて「性」の話をすることに決めた。

 他にも理由はある。予定外の妊娠出産を全力で喜べる自信は私にはない。そこまで器は大きくない。子どもができるということは、奇跡と喜びだけで溢れていいことなのだから、そこに「どうしよう」という感情は1ミリもいらないのだ。

「できることがあったのにやらなかった」という点で、自分が後悔すると思ったから我が子には性の話を隠すのはやめた。

◆なぜ小さい頃から話す必要があるのか

 子どもが小さい頃ほど「性教育」が必要だと思ったのは、ただひとつ。「子どもたちが年頃になってから話し出すのが恥ずかしい」という理由だ。誰に何と言われても構わない。小さい頃から話すという理由はこれだけだった。

 普段の生活の中でも「性」の話題は自然と起こった。ドラマなどの濡れ場のシーンでは「この後、あの人どうなるの?」という質問にも淡々と「おそらくSEXだね」と私の視点で応えてきた。

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