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筑波大進学の悠仁さま“クルマで通学”は現実的?「電車通学と比較すれば圧倒的に…」都内在住の筑波大OBが進言

日刊SPA! / 2025年1月12日 15時52分

筑波大進学の悠仁さま“クルマで通学”は現実的?「電車通学と比較すれば圧倒的に…」都内在住の筑波大OBが進言

筑波大学のキャンパス(2013年著者撮影)

―[腕時計投資家・斉藤由貴生]―

筑波大学理系学部出身の腕時計投資家・斉藤由貴生です。悠仁さまが筑波大学の生物学類に合格されたというニュースが話題となっていますが、記事によっては「クルマで通学が決定した」と書いてある一方、筑波大周辺に悠仁さまが住まわれる可能性もあるといった内容の記事もあるため、実際に悠仁さまがどのように筑波大学に通われるのかはわかりません。
ただ、「クルマでの通学」ということをテーマにした記事が多く、その記事の趣旨の大半は「通学には困難も生じる」といった内容。警護も伴う皇族の車での移動と一般人の自家用車での移動は別物ではありますが、実際に東京から筑波大学にクルマで通っていた私が、通学時間帯での道路事情や時間効率、電車通学との比較を含めて解説したいと思います。

◆筑波大生たちの住居事情

まず、筑波大学の学生事情を簡単にお伝えしますが、東京が地元という人含めて、90%ぐらいの学生は、大学近くに家を借りて通っています。多くの場合、1年生では学生宿舎を利用し、2年生からはアパートを借りるわけですが、1年生の時点からアパートを借りる生徒も一部います。

私がいたのは情報メディア創生学類ですが、1年の段階では、55人中45人ぐらいが宿舎、8人ぐらいがアパート、2人ぐらいが実家からの通学といった具合でした。

他の学類を見ても、東京近郊から通学するという生徒は10%程度(当時の学内紙のデータを見た記憶から)といった具合で、“通い”の生徒は多くありません。また、東京からの通学組はほぼ全てが電車を利用。東京からクルマ通学という生徒はいなく、私が在学中に私以外に「東京から毎日クルマで通う」という生徒を見かけたことはありませんでした。

なお私は、ずっとクルマで通っていたわけではなく、筑波大学の近くにアパートを借りたこともありますし、電車で通ったこともあります。

そういった意味で私は、筑波大学への通学ルートをほぼ網羅したといえるわけですが、その実体験から「クルマ通学は実際に可能なのか?」ということをお伝えしたい次第であります。では結論は、どうかというと「クルマ通学は快適!」だといえるのです。

◆クルマ通学の利点

東京から筑波大学に通うという観点では、クルマ通学が最も効率が良いと思います。というのも、茨城に向かう朝の高速道路は常時混雑するような“難所”が少なく、私の場合『家でクルマに乗り込んだ瞬間⇒筑波大学の駐車場に到着してドアを開けるまで』が“ちょうど1時間”だったのです。

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