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「30代のすべてを刑務所で過ごしました」覚せい剤の売人だったセクシー女優が“薬物使用の後悔”を語る

日刊SPA! / 2025年1月20日 15時54分

――そうなんですね。イメージとしては、闇取引みたいに路上でスッと渡してスッと別れる、みたいに考えていました。

合沢:私の場合は、もう常連になったらお友達、みたいな感じで。お客さんが部屋に入って、次のお客さんが来るまでの間、ダラダラしている「たまり場」になっていました。

そこで出会って、付き合うようになったお客さんもいましたね。私はお客さん同士を会わせるのは良くないかな、と思っていたんですけど、タイミング的に会っちゃうこともあって。

◆薬物を通じてできる人間関係は錯覚でしかない

――なんだか不思議な人間関係ですね。

合沢:そうですね、やっぱり寂しい人、孤独な人が多かったのかな、と思います。だから私のところを「居場所」みたいに感じて、いろいろと話して仲良くしちゃう。

私もそうやって懐かれると悪い気はしないし、なんだか「スナック」みたいな感じで楽しんでいました。私も当時は孤独感があったので、仲間ができたみたいな気持ちになっていたんです。

――薬の話なんて、ほかの場所ではできないでしょうしね。

合沢:でも、結局は錯覚、勘違いの仲間関係なんですよ。全然プラスの関係性ではない。私も「こんなにいいものを売ってくれてありがとう!」なんて言われて、懐かれて、それで「私はいいことをしている」って思っていました。

でも結局は、薬とお金でつながっているだけの関係ですから。けっして「友達」や「仲間」なんて言えるものではないんです。

◆覚せい剤は「生きていくためにできることの選択肢を狭める」

――しかし覚せい剤を止められないのは、やっぱり使ったときに気持ち良いからなんですかね。

合沢:あと、高揚感ですね。仕事をやり遂げたときみたいな、充実感と高揚感。それが気軽に体験できるから、ハマってしまうんです。

――でも、身体にも精神にも良くはないですよね。

合沢:もちろんです。大量に摂取すれば身体的に危ないですし、精神的にやられてしまう人もいます。私も「誰かが殺しに来る」なんて妄想に取り付かれたことがありますね。マトモな判断ができなくなって、包丁を持ち歩いたこともありました。

――それはとても危険ですね。人とぶつかって、反射的に刺しちゃう、なんてこともあったかもしれない。

合沢:本当に反省しています。覚せい剤を使って良いことは一つもないです。得られるのは、本当に一瞬の快楽だけ。なによりも、人間としてダメになります、仕事もしなくなりますし。

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