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「水戸黄門」4代目黄門・石坂浩二 ひげを付けなかった理由 伊吹吾郎明かす「博学だから…」

スポニチアネックス / 2024年4月18日 22時13分

俳優の石坂浩二

 俳優の伊吹吾郎(78)が、18日放送のBS12(トゥエルビ)「船越英一郎の昭和再生ファクトリー」(木曜後9・00)に出演し、TBS系時代劇ドラマ「水戸黄門」の歴代“黄門様”秘話を語った。

 番組には、同作でかげろうお銀役を演じた女優・由美かおるがゲスト出演。伊吹と昔話に花を咲かせた。

 伊吹は83年から17年間、同作に“格さん”こと渥美格之進役で出演した。格さん役とともに、主人公の水戸光圀も初代の東野英治郎さんから西村晃さんに代わっており、伊吹は当時を振り返った。「西村さんと僕が一緒に代わったんですね。“俺たちが代わったおかげで視聴率が下がったら、何言われるか分からないぞ。お前、どのような格さん像を描いてるんだ”って(言われた)。どのようなって、困ったなあ…」。そんな伊吹に、西村さんはこう話したという。「笑いが“カッカッカッ”って笑ってただろう?俺はな、ホからハにいこうと思ってるんだよって。“ホッホッホ…ッハッハッ”てね」。しかし、伊吹は「最後の方はほとんどハだったけどね」と笑って明かした。

 3代目の黄門様は、佐野浅夫さん。伊吹は「3代目の佐野浅夫さんというのは、おちゃめな人でね」と懐かしそうに語った。「『水戸黄門』が決まったんだけど、伏せておかなきゃいけないよっていうのに、メーキャップ室でね、“このひげがいいかな”とか、“こっちのひげがいいかな”って、付けながらいろいろと…」。発表前に黄門様用の付けひげを選んでいたそうで、「うれしかったんじゃないかな?子供のようにはしゃいでいた姿が目に浮かんできますよ」と振り返った。

 2人の黄門様に仕えた伊吹。自身が降板後の4代目・石坂浩二の裏話も明かした。由美が、石坂が当初、ひげを付けていなかったことについて語ると、「石坂さんは博学だから、“俺は史実に基づいてやりたい”って言い出したんだよ。二枚目の方だからさ、石坂さんは」と明かした。

 黄門様といえば、身分を隠して旅をしていたため、最初は町人らに気づかれず、時には虐げられる目にも遭う。伊吹は「どっちかというと、二枚目じゃない方がいいんだよ、水戸光圀としてはね。くわを持たせて立たせたら、地元の人に見える方がいいのよ。だから、ワルが“こら、くそじじい!じじい!”って言えるの。ところがチャンバラで、“何?お前が?”っていうギャップが欲しいのよ」と、自身の黄門論を語った。

 石坂は途中からひげを付けて出演。伊吹は「だから、石坂さんがひげを付けたので、僕は心をなでたというのもあるのよ」と本心を明かしていた。

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