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ハブナー効果や!インドネシアがオーストラリア撃破 “中0日”超強行軍報われた

スポニチアネックス / 2024年4月19日 0時25分

C大阪のジャスティン・ハブナー

 ◇サッカー男子パリ五輪最終予選兼U―23アジア杯1次リーグA組第2戦 インドネシア1―0オーストラリア(2024年4月18日 カタール)

 A組最下位のインドネシアがオーストラリアを撃破。ノックアウトステージ進出に望みをつないだ。

 前半45分、味方のボレーシュートをDFコマン・テグーが頭で方向を変えてゴールに突き刺し先制。後半27分からはC大阪DFジャスティン・ハブナー(20)が途中出場し、5バックの中央左で奮闘し、1点を守り抜いた。

 ハブナーは前日17日のルヴァン杯2回戦・岩手戦(18時開始・いわスタ)にフル出場。関係者によると、試合終了後すぐに羽田空港へ向かい、明け方の便で出国したもよう。経由地のフィリピン・マニラへ約5時間のフライト、約4時間のトランジット(乗り換え)を経て、さらに約9時間のフライトでカタール・ドーハへ到着後、わずか約4時間弱で試合に臨んだとみられる。

 C大阪は当初、派遣を拒否する方針を示していたが、オーストラリア戦に敗れれば初の五輪出場が消滅する可能性があることからインドネシアが強く要望。背番号10を用意し、0―2で敗れた初戦のカタール戦もハブナー不在のまま戦っていた。

 ハブナーが“中0日”で遠い日本の地から駆けつけたことで、チームも一段と結束が強まった様子。7日の新潟戦(デンカS)後には「インドネシアはサッカーの熱がすごい」と期待を感じ取っていた鉄人が、母国をパリへとけん引する。

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