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【リーグワン】東京SG 痛恨の引き分けでPO進出決定はお預け 田中監督「勝たないといけないゲーム」

スポニチアネックス / 2024年4月19日 22時28分

<東京SG・静岡>引き分けでPO進出を決められなかった(左から)斎藤、松島ら東京SGフィフティーン(撮影・久冨木 修) 

 ◇ラグビーリーグワン1部第14節 東京SG31―31静岡(2024年4月19日 東京・秩父宮ラグビー場)

 勝てば無条件で3季連続のプレーオフ(PO)進出決定だった東京SGだが、静岡に31―31で引き分けお預けとなった。

 後半開始直後のトライで最大14点のリードを奪うも、前半の拙攻が響いた。田中澄憲監督も「今日は勝たないといけないゲームだった。プレーチョイスを含めて、最後まで主導権を握れずこういうゲームになった」と総括した。

 7点を追い掛ける前半25分にNo・8イオアネのトライとゴールで同点に。その直後にシンビンで1人少ない時間帯となったが、ラインアウトを起点にフッカー堀越主将が自ら突破を図って勝ち越しトライを挙げた。ただ、その他にも敵陣22メートル内に攻め込む場面がありながら、無理なパスやペナルティーで自滅。指揮官は「前半はあと2つくらい取れる場面があった」と嘆いた。

 レギュラーシーズンは残り2戦。相手は2位と好調のBL東京、昨季王者の東京ベイと難敵が続く。21日に試合を控える5位・神戸の結果次第では今節にもPO進出が決まる可能性があるものの、悲願のリーグ初制覇に向けては、不安の残る内容だった。通算12トライでランキング2位に浮上し、「もしタイトルを獲れたらFWみんなに焼き肉をおごりたい」と話した堀越も、次戦に向けては「府中ダービーでプライドをぶつけたい」とまなじりを決した。

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