【五輪最終予選】22日の日韓戦はまさかのPK戦決着か!?勝ち点、得失点差、総得点で両国並ぶ

＜U－23日本代表・U－23UAE代表＞勝利を喜ぶ木村（左から4人目）らイレブン（撮影・小海途　良幹）

　◇パリ五輪最終予選兼U―23アジア杯1次リーグB組　日本ーUAE（2024年4月19日　ドーハ）

　サッカー男子パリ五輪最終予選兼U―23アジア杯カタール大会は19日、1次リーグB組第2戦が行われ、U―23日本代表はU―23UAE代表に快勝。開幕2連勝を飾り、決勝トーナメント進出を決めた。22日の1次リーグ第3戦では、同じく開幕2連勝での決勝トーナメント進出が決まったU―23韓国代表とグループ首位通過を懸け激突する。

　B組の日本は現在、韓国と勝ち点6、得失点差＋3、総得点3と全く同じ状況で並んでおり、1位突破をかけて22日の直接対決で雌雄を決することになる。

　勝った方が1位という状況だが、仮に90分間を戦って引き分けた場合は、勝ち点、得失点差、総得点などは変わらず。当該チーム間の勝敗でも決まらないため、順位決定方法に「PK戦」になる。

　これは、最終節が直接対決の場合に用いられる方式で、今大会では「フェアプレーポイント」よりも優先順位が上。そのため日韓戦が90分間戦っても決着が付かない場合は、予選リーグとはいえ、PK戦を行う稀有な決着ケースとなる。

　B組の1位、2位は、決勝トーナメント1回戦ではそれぞれA組の2位、1位と対戦。A組1位はすでに開催国のカタールで決まっており、日本は2位通過ならば、アウエーの戦いになりそうだ。