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渋野日向子 今季初の予選突破「やっとスタートライン」 12ラウンドぶりアンダーパー69

スポニチアネックス / 2024年4月21日 4時3分

渋野日向子(AP)

 ◇米女子ゴルフツアー シェブロン選手権第2日(2024年4月19日 米テキサス州 カールトンウッズ・クラブ=6889ヤード、パー72)

 101位から出た19年全英女子オープン覇者の渋野日向子(25=サントリー)が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算1オーバーの49位で決勝ラウンドに進んだ。自身24年初戦の2月のホンダLPGAは予選落ちなしのため、今季初めての予選突破となった。2位から出た勝みなみ(25=明治安田)は71にまとめ、通算5アンダーで首位と3差5位の好位置を維持。元世界ランク1位のアタヤ・ティティクル(21=タイ)ら2人が通算8アンダーで首位に並んだ。

 最終9番で2メートルのチャンスを沈め、2連続バーディーで締めると渋野の顔にやっと笑みが広がった。アウトの後半に2度“圏外”に押し出されながらも、バーディーを奪い返して12ラウンドぶりの60台&アンダーパーとなる69。今季初の予選通過がメジャーとなったところに、らしさを感じさせる。

 「かなり緊張したラウンドだったけれど、その思いに勝てて良かった。やっと今年のスタートライン。明日があるっていいですね」

 ツアー参戦3年目の今季はフルシードがなく、現状では19年優勝者としての全英を除くメジャー5年出場資格も最終年という背水の覚悟で臨んでいる。ただ、直近4戦連続の予選落ち。そんな苦境の中で迎えた今季メジャー初戦で、初日に76を叩いて出遅れた。

 それでも、折れそうな心を奮い立たせた。田谷美香子マネジャーに「明日は4アンダーで回ります」とあえて強気に宣言。「弱い気持ちをずっと持っているから、良くないと思って前向きに」。技術面では初日ホールアウト後にスイングリズムを意識して課題のショットを調整。パーオンホールは前日の7度から10度と改善され、「(グリーンを)外れたのも初日と比べたらマシな外し方が多かった」と復調の兆しを感じる18ホールになった。

 昨年日本勢トップの28位で終えた舞台で再び意地を見せた。2カ月ぶりに戦う週末。今後を占う大事な36ホールを前に、「やっぱり上を目指さないとポイントも取れないし、今年初稼ぎ頑張ります」と力強く言った。

 ≪2日間しかやってないのに達成感(笑)≫【渋野に聞く】――ナイスプレーだった。緊張もあった?

 「緊張したけど、なんか、もうよかったです」

 ――69というスコアへの評価は?

 「いや~、久々のアンダーだもん(笑い)。いつぶりですかって感じ」

 ――メジャーの舞台で強い気持ちで戦えたというのは、特別なものがある?

 「メジャーだから頑張らないといけないのもあったし、シードも取れてないからリランキングもあるし。自分の中ではヒヤヒヤ感もずっとあった。きっかけをつかむには、自分に勝つしかないなと。なんか凄く、2日しかやってないのに達成感(笑い)」

 ――明日以降はよりアグレッシブにできるのでは?

 「久しぶりなので楽しみながらも上を目指して頑張ります」

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