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大谷翔平 松井秀喜氏は「巨人よりもヤンキースのイメージ」日本選手の長距離砲に「目標の幅が広がる」

スポニチアネックス / 2024年4月22日 8時25分

試合後、取材に応じるドジャース・大谷(撮影・柳原 直之)

 ◇ナ・リーグ ドジャース10―0メッツ(2024年4月21日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)は21日(日本時間22日)、本拠でのメッツ戦に「2番・DH」で先発。第2打席で今季5号を放ち、松井秀喜氏を抜いて日本選手最多を更新するメジャー通算176号をマークした。10―0の8回に今季初めて代打を送られて途中交代したが、3試合ぶりの1試合2安打で打率.368とし、打率メジャートップと大谷のバットが火を吹いた。試合は10―0でドジャースが勝利し、連敗を3で止めた。

 大谷は試合後、報道陣の取材に応じ、松井氏の記録を抜くことについては「最近になって松井さんがどれくらい打っていたかを知ったので初めからではなかったですけど、知ってからは目標にしていましたし、早く打ちたいなと思っていました」と話した。次の目標は松井氏のようにポストシーズンで活躍することか?と問われ「その前に(ドジャース日本選手最多7本塁打のデーブ・ロバーツ)監督の記録を抜きたいと思います(笑い)」と笑わせた。

 また、松井氏の記録に並んだ際に「日本の野球界にとっても大きい」と話していたことの真意について問われると「長打を持ち味にして打っていくスタイルはサイズがないとなかなか難しい。そういう意味では幅が広がるのかなとか、バッティング自体の目標の幅が広がっていくんじゃないかなと思います」とコメント。松井氏のイメージについては「(松井氏がMVPを獲得した2009年の)ワールドシリーズはリアルタイムで見ていたか記憶にないです。僕は巨人よりもヤンキースのイメージの方が強いので、そっちのイメージの方がメインかなと思います」と話した。

 また、ホームランに対する自身の位置づけについては「ホームランだけをもちろん狙っているわけではないですし、バッティング自体の可能性を広げていく作業だと思っている。その中でフォアボールもあるし、単打もあるし、二塁打もあるし、ホームランもあるしということだと思っている。その可能性を広げる中でホームランがあるかどうかで相手にかかるプレッシャーももちろん違いますし、ボール自体にも多少影響するので。そういう意味では自分の長所でもあるので大事にしていきたいと思います」と説明した。

 ゴジラ超えの待望の一発は3回に生まれた。1死一塁の第2打席。メッツの先発右腕エイドリアン・ハウザーに対し、1ストライクから2球目のスライダーを完璧に捉えると、確信歩き。110マイル(約177.0キロ)、角度30度の打球は右翼席の423フィート(約128.9メートル)地点で弾んだ。本塁打としては今季最速、飛距離は2番目で右翼手が一歩も動かない、完璧な一撃だった。大谷は一塁ベースを回ると、人差し指を高く上げて喜びを示し、ベンチに戻るとヒマワリの種をかけられて祝福された。

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