1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【大谷翔平の一問一答】打席ごとにボール交換「申し訳ない。間延びもする。早く打って普通のリズムで…」

スポニチアネックス / 2024年4月22日 8時48分

試合後、取材に応じるドジャース・大谷(撮影・柳原 直之)

 ◇ナ・リーグ ドジャース10―0メッツ(2024年4月21日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)は21日(日本時間22日)、本拠でのメッツ戦に「2番・DH」で先発。第2打席で今季5号を放ち、松井秀喜氏を抜いて日本選手最多を更新するメジャー通算176号をマークした。10―0の8回に今季初めて代打を送られて途中交代したが、3試合ぶりの1試合2安打で打率.368とし、打率メジャートップと大谷のバットが火を吹いた。試合は10―0でドジャースが勝利し、連敗を3で止めた。

 ゴジラ超えの待望の一発は3回に生まれた。1死一塁の第2打席。メッツの先発右腕エイドリアン・ハウザーに対し、1ストライクから2球目のスライダーを完璧に捉えると、確信歩き。110マイル(約177.0キロ)、角度30度の打球は右翼席の423フィート(約128.9メートル)地点で弾んだ。本塁打としては今季最速、飛距離は2番目で右翼手が一歩も動かない、完璧な一撃だった。

 試合後の大谷の一問一答は以下の通り。

 ――松井選手を抜いての気持ちは?

 「素直にうれしいですし、ちょっと前回のホームランからかかっているので早く打ちたいと思っていた。今日打てて安心と喜びがあるかなと思います」

 ――ボールはもらったか?

 「わからないです。僕はゲームしていたので何も聞いてないです」

 ――松井氏の記録を抜くという目標はあったか?

 「最近になって松井さんがどれくらい打っていたかを知ったので初めからではなかったですけど、知ってからは目標にしていましたし、早く打ちたいなと思っていました」

 ――次の目標は松井氏のようにポストシーズンで活躍することか?

 「その前に監督の記録を抜きたいと思います(笑い)」

 ――松井氏の記録に並んだときに日本の野球界にとって大きいと話していたが、その真意は?

 「長打を持ち味にして打っていくスタイルはサイズがないとなかなか難しい。そういう意味では幅が広がるのかなとか、バッティング自体の目標の幅が広がっていくんじゃないかなと思います」

 ――今後は追いかけられる記録になる。

 「個人的にはもっとたくさん打つつもりでいるので、全部が終わった後に考えることだと思います」

 ――ボールは手元に置いておきたい?

 「どうなんですかね。この間もいただけるという話でもらったんですけど、ちょっと食い違いがあったらしかったので。今回はわからないですけど、話を聞いてみてかなと思います」

 ――今季は試合前にダッシュで調整していないが、狙いは?

 「中では走っています。ただ単に直線を走るスペースがドジャースにあるので。中に。そこで走って試合に臨んでいます」

 ――小さい頃の松井さんのイメージと2009年のワールドシリーズはどこで見ていたか?

 「ワールドシリーズはリアルタイムで見ていたか記憶にないです。僕は巨人よりもヤンキースのイメージの方が強いので、そっちのイメージの方がメインかなと思います」

 ――ホームランの位置づけは?

 「ホームランだけをもちろん狙っているわけではないですし、バッティング自体の可能性を広げていく作業だと思っている。その中でフォアボールもあるし、単打もあるし、二塁打もあるし、ホームランもあるしということだと思っている。その可能性を広げる中でホームランがあるかどうかで相手にかかるプレッシャーももちろん違いますし、ボール自体にも多少影響するので。そういう意味では自分の長所でもあるので大事にしていきたいと思います」

 ――打席ごとにボールを交換していたが、あれはプレッシャーがかかる?

 「早く打ちたいと思っていましたし、申し訳ないなというか。間延びもするので、ピッチャーもキャッチャーもそうですし、アンパイアもわざわざ変えないといけないので早く打って普通のリズムでやりたいなと思っていました」

 ――チームの連敗が止まったことには?

 「打線も素晴らしかったですけど、グラスノー投手が素晴らしいピッチングをすることで流れがきていると思うので、今日はそこに尽きると思います」

 ――松井さんは優勝のプレッシャーの中で打ってきた。これからドジャースでどう打っていきたい?

 「僕はエンゼルスに所属していてエンゼルスの球団もファンももちろん大好きですし、別にプレッシャーがかかる、かからないというわけではもちろんないと思っている。それはエンゼルスに対して失礼じゃないかなと思っている。そこはそこ、ここはここでプレッシャーがかかる、かからないではなくて1打席1打席が大事かなと思います」

 ――早く打ちたいと言っていたが、ダイヤモンドを一周している間は何を考えていた?

 「先制点だなと。その時はそういうことは忘れていたので、先制点を取れていいバッティングだなと思っていました」

 ――通過点だと思うが、数々のメジャーの先輩がいる中でどういう意味を持つ1本になったか?

 「個人的には特別な1本ですけど、これからどんどんシーズンが続いていくので明日はオフですけどロード行ってまたゲームが続いていくので早く切り替えて次に臨みたいと思います」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください