畑岡奈紗「パッティングだけ…本当に悔しい」 後半失速で13位

1番、バンカーショットを放つ畑岡（AP）

　◇米女子ゴルフツアー　シェブロン選手権最終日（2024年4月21日　米テキサス州　カールトンウッズ・クラブ＝6889ヤード、パー72）

　今季初のメジャーは第3ラウンドの残りに続いて最終ラウンドが行われ、首位と5打差の8位で出た畑岡奈紗（25＝アビームコンサルティング）は2バーディー、5ボギーの75とスコアを落とし、通算3アンダーで13位だった。

　1番でボギー先行も、3番でチップインバーディー、8番では2オンに成功してバーディーと前半は粘り強く1つ伸ばした。しかし、後半に入って10番でスコアを落とすと流れは一変。12番でバンカーにつかまると、このホールから3連続ボギーと失速した。

　第3ラウンド残り1ホールでバーディーを取って始まった長い1日。「良い位置で第4ラウンドに入ったが、前半なかなか伸ばせない中で、後半に4つのボギーが来てしまった。そこがすごく今後の課題」と振り返った。

　パットが再三、ショートする場面があり、グリーン上で苦戦。悲願のメジャー制覇にはまたしても届かず、「パッティングだけという感じ。伸ばせるだけのショットを打てて、チャンスにはつけていた。そこだけ本当に悔しい」と唇をかんだ。