横浜・キューウェル監督 ACL逆転突破へ「自分たちのサッカー表現を」

あす23日のホームでの蔚山（韓国）とのACL準決勝第2戦に向け、公式会見に出席するキューウェル監督（右）とMF植中朝日

　横浜は24日、ホームで蔚山（韓国）とのACL準決勝第2戦に臨む。敵地での第1戦は0―1で惜敗。逆転でのクラブ史上初となる決勝進出には、90分決着なら2点差以上の勝利が条件となる。現役時代にリバプールで欧州CL制覇した経験を持つハリー・キューウェル監督（45）は「相手がどうこうよりまずは自分たちのサッカーをしっかり表現することが大事」と強調した。

　この試合では、左足首の故障で第1戦を欠場したFWエウベルも復帰する見通し。第1戦では得点こそ奪えなかったが、自慢のアタッキングフットボールを展開し、互角以上の戦いを見せた。それだけに指揮官とともに前日会見に出席したMF植中朝日（22）は「第1戦目負けてしまったけど、自分たちのサッカーが通用すると分かった。この1週間、ハードな練習を積んで、いいコンディションを保てている。勝利して決勝に進めるように頑張っていきたい」と言葉に力を込めた。