Dバックスの右腕ケリーが右肩損傷で負傷者リスト入り 手術不要も復帰への明確なスケジュールはなし

ダイヤモンドバックスのメリル・ケリー（AP）

　ダイヤモンドバックスが23日（日本時間24日）右腕メリル・ケリー（35）を右肩の損傷で負傷者リストに入れると発表した。

　ケリーは21日のジャイアンツ戦の先発を取り消され、22日にフェニックスでMRI検査を受けていた。

　トーリー・ロブロ監督はこの日、「復帰の明確なスケジュールはない。今は投げられない状況で毎日治療を受けている。数週間後に再び検査を受け、回復状況を確認する」と説明した。手術は必要ないという。

　ケリーは19年から同球団で131試合に先発、50勝43敗、防御率3・75の安定した成績。23年はザック・ガレンとのワンツーパンチでチームをワールドシリーズに導いた。今季も好スタートで2勝0敗、防御率2・19の成績だった。ナ・リーグ連覇を目指す同球団にとって大きな痛手。

　21日に緊急昇格、ケリー欠場の穴を埋めたスレード・セコーニ（24）が今後もローテーションに入って投げていく。