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【名人戦】藤井聡太名人、豊島九段に2連勝で初防衛前進 大熱戦佳境で地震も動じず「支障ないと思った」

スポニチアネックス / 2024年4月24日 21時23分

名人戦第2局2日目に臨む藤井聡太名人(日本将棋連盟提供)

 将棋の第82期名人戦7番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の第2局は24日、千葉県成田市の成田山新勝寺で2日目が指し継がれ、藤井聡太名人(21)=王将含む全8冠=が126手で挑戦者・豊島将之九段(33)を下し、2連勝とした。

 第1局に続く大熱戦を制した藤井名人は「ただちょっと…中盤でミスが出てしまっているので改善していかなければいけない」と内容には納得がいかない表情。5月8、9日に羽田空港第1ターミナルで行われる第3局へ向けて「しっかり振り返って良い内容の将棋が指せるように頑張りたい」と意気込みを語った。

 対局が佳境に差し掛かった午後8時40分頃、茨城県北部を震源とする地震が発生。成田市でも震度3を観測し、名人戦を中継するABEMAでは将棋盤を映すカメラが大きく揺れる様子が映し出された。終局直前だった同9時16分頃にも震度1の地震があった。

 藤井名人、豊島九段とも動じる様子を見せなかったことがSNSで話題となったが、そのことについて問われた藤井名人は「ああ、そうですね…」と淡々。そして「揺れたなと感じる時はあったんですが、それほど大きな揺れではなかったので対局に支障はないと思った」と振り返っていた。

 今月10、11日の第1局では敗色濃厚の展開から巻き返して先勝。終局後は「内容的に押されている時間が長いので、しっかり振り返らなければ」と反省しきりだった。

 20日の第9期叡王戦5番勝負第2局では挑戦者の伊藤匠七段に敗れて昨秋以来のタイトル戦連勝が16でストップ。大山康晴15世名人の歴代最多17に62年ぶりに並ぶことはできなかった。中2日で迎えた名人戦だったが見事に立て直し、初防衛へ大きな2勝目を手にした。

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