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横浜 やったぞ!クラブ初のACL決勝進出! 2戦合計3―3の死闘PK戦でGKポープが気迫のストップ

スポニチアネックス / 2024年4月24日 21時56分

<ACL 横浜・蔚山>勝利を喜ぶ横浜イレブン(撮影・西海健太郎)

 ◇ACL準決勝第2戦 横浜―蔚山(2024年4月24日 日産ス)

 準決勝が行われ、日本勢で唯一4強入りした横浜はホームで蔚山(韓国)との第2戦に臨んだ。この試合を3―2、2戦合計3―3とし、延長戦へ突入。しかし、そこでも決着はつかず、PK戦の結果5―4で相手を振り切ってクラブ史上初の決勝進出を果たした。決勝ではアル・アイン(UAE)と対戦する。

 横浜は前半13分、右サイドの展開からゴール前のこぼれ球にMF植中が反応し、右足でネットを揺らして先制に成功。21分にはFWアンデルソン・ロペスがペナルティーアーク付近から左足を振り抜き追加点を挙げた。さらに、30分には植中が右足ミドルシュートを突き刺してリードを広げた。

 しかし、前半36分に右CKから失点。39分にDF上島が相手の決定機を阻止したとして一発退場。さらにこの際にハンドの反則を犯したとしてPKを与え、これを沈められた。

 後半、延長戦は防戦一方の展開が続いたが、GKポープ・ウィリアムら守備陣を中心に耐え抜いた。

 

 蔚山先攻で始まったPK戦では、互いに4人目まで成功。蔚山の5人目・金民友が右下を狙ったシュートをポープ・ウィリアムが気迫のストップ。横浜は5人目のDFエドゥアルドが冷静に成功し、PK5―4で蔚山を振り切った。

 殊勲のPKストップを見せたポープはフラッシュインタビューに応じ、「体はけっこうぎりぎりだった。駆け引きでなく自分を信じて、決めた方向に思い切り飛ぼうと。それだけですね」とPK戦を振り返った。クラブにとって悲願のACLタイトルまで後1勝。「ここまで来たらマリノスがこれまで取っていないタイトルを、このクラブのために自分自身も力を発揮できるようにいい準備したい」と力を込めた。試合中には足をつる様子を見せており、「(足)ヤバいです」と苦笑いだった。

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