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【五輪最終予選】MF藤田主将「まだ第一関門をクリアしただけ」次戦パリ切符獲得へ集中

スポニチアネックス / 2024年4月26日 2時25分

MF藤田主将撮影・小海途 良幹)

 ◇サッカーパリ五輪最終予選兼U―23アジア杯カタール大会準々決勝 日本4―2カタール(2024年4月25日 ドーハ)

 大岩ジャパンがパリ五輪切符に王手をかけた。25日の準々決勝で、日本は延長戦の末、開催国カタールに4―2で勝ち、4強入り。完全アウェーの中、試合開始2分にMF山田楓喜(22=東京V)が先制ゴール。相手退場で数的有利となりながら一時逆転を許す苦しい展開も追いつき、延長前半11分に細谷真大(22=柏)の今大会初ゴールで強敵を振り切った。29日(日本時間30日)の準決勝で勝てば8大会連続の五輪出場が決まる。

 フル出場したMF藤田譲瑠チマ(22=シントトロイデン)は「逆転された時はアウェーの空気感に飲み込まれそうになったが、チームとして話し合いながら、得点できればチャンスあるから焦れずに行こうと話していた。強みのセットプレーから得点できてそこから逆転できたので素晴らしい流れだった」と120分間の激闘を振り返った。

 

 準決勝に勝てば8大会連続の五輪切符を獲得する。頼れる主将は「まだ第一関門をクリアしただけ。自分たちはまだ満足していない。最低限の目標であるパリ五輪出場権獲得、アジア杯優勝という目標がすぐ近くにある。チームとしていい準備をしたい」と気を引き締めた。

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