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6回無失点で2勝目の山本由伸「ここまでで一番、自分らしい投球だった」強烈投手返しは「たまたま反応」

スポニチアネックス / 2024年4月26日 8時25分

<ナショナルズ・ドジャース>4回、吠えながら力投する山本(撮影・光山 貴大)

 ◇ナ・リーグ ドジャース2-1ナショナルズ(2024年4月25日 ワシントン)

 ドジャースの山本由伸投手(25)が25日(日本時間26日)、ワシントンでのナショナルズ戦に先発。6回4安打無失点でメジャー2勝目を挙げた。山本の力投でドジャースは今季2度目の4連勝となった。

 カーブやフォークを駆使し、広めのストライクゾーンをうまく使った。初回を3者凡退でスタートすると、1四球を挟んで3回1死まで無安打投球。3回1死二塁ではピッチクロック違反を取られたが慌てず、この回も無失点でしのぎ、4回の無死二塁も1点のリードを守った。

 5回には先頭・ロサリオに強烈なピッチャー返しを受けるが、顔面の真横で見事にキャッチ。敵地ながらも好プレーに拍手が沸き起こった。6回は2死から一、二塁のピンチを招いたが、5番のルイーズを遊ゴロに仕留めて、危機を脱出。ベンチに戻るとロバーツ監督と握手を交わし、大谷とはハイタッチで喜び合った。

 試合後は「コントロールの部分はすごく気を付けて、また変化球もストライクゾーンに投げられていたので、ストレートもその分、良いコースを狙ってピッチングできました」と納得の表情で投球を振り返った。

 また、ピッチャー返しを好捕したシーンを振り返り「もう…気付いたらボールが目の前にあったので、たまたま反応できました。ビックリしましたけど、ビックリする間もなくボールが来てたので、たまたまグラブが反応できるところだったので運が良かったです」と笑い、米メディアの「カオ、ダイジョウブ?」という日本語の質問にも笑い声をあげた。

 その上で「ここまでの中では一番、自分らしいピッチングだったかなと思います」とうなずいた。

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