DeNA 5位転落…最下位ヤクルトと1ゲーム差 投手陣粘投も打線振るわず 三浦監督「形は作ったが…」

7回、ソロを放つ宮崎（撮影・島崎忠彦）

　◇セ・リーグ　巨人2―1DeNA（2024年4月26日　横浜）

　DeNAは巨人に競り負け、15日以来の勝率5割復帰はならなかった。

　先発のケイは2回に4番・岡本和の4号ソロを浴びると、なおも1死一、三塁で大城卓の犠飛を許しこの回2点を先制された。しかし、その後は持ち直し、3回以降は巨人打線をシャットアウト。7回85球を投げ5安打2失点と好投した。しかし、この日は打線の援護に恵まれなかった。

　打線は巨人先発の横川を崩せず、スコアボードに0が並ぶ苦しい展開。それでも相手3番手のケラーが登板した7回、先頭の宮崎が左翼席に放り込む2号ソロ。なおも1死二塁で度会が執念の内野安打とし、1死一、三塁と好機を広げたが、代打・楠本が痛恨の空振り三振。続く桑原も右飛に倒れ、試合をひっくり返すことはできなかった。

　8回にも2死一、二塁のチャンスを作ったが、関根が遊ゴロに打ち取られた。

　▼三浦大輔監督　形は作ったが、もう1歩だった。(宮崎の本塁打)あれで雰囲気を変えてくれたが、その後も形は作ってくれたが、もう1本というところだと思う。(先発のケイは)投げながら修正しながら、変化球もうまく修正してよく踏ん張ってくれた。明日はしっかりと勝てるようにまた全員で取り組んでいく。