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巨人・阿部監督が執念継投 前夜打たれた高梨、船迫が見事な投球「みんなでつないでいこうと」

スポニチアネックス / 2024年4月27日 18時40分

<D・巨5>7回、自らマウンドへ向かいケラーから船迫へ継投させる阿部監督(撮影・会津 智海)

 ◇セ・リーグ 巨人2―1DeNA(2024年4月27日 横浜)

 巨人の中継ぎ投手陣が踏ん張った。

 前日26日のDeNA戦(横浜)では先発右腕・戸郷が7回5安打1失点で勝利投手の権利を得て降板。

 だが、2―1で迎えた8回に2番手の西舘が逆転され、救援した船迫が2死満塁とピンチを広げると、ここで4番手としてマウンドに上がった高梨が度会にDeNAの球団史上初となる新人による満塁アーチを被弾し、この回一挙6失点。開幕戦以来4試合ぶりとなる戸郷の今季2勝目が消滅してチームも7失点大敗を喫していた。

 この日は今季初先発となった左腕・横川が5回3安打無失点と好投。89球を投げた横川が5回で降板すると、6回は前夜の同戦で度会に満塁弾を浴びてぼう然自失状態だった高梨が2番手として投入された。

 高梨は指揮官の思いに応え、牧を見逃し三振に仕留めるなど2三振を奪って無失点。魂のガッツポーズも見せた。

 2―0で迎えた7回には3番手右腕・ケラーが最初に打席へ迎えた宮崎に2球目を左越え2号ソロとされて1点差。

 なおも2死一、三塁とピンチを招いたが、ここで登板した4番手右腕・船迫が桑原を右飛に打ち取り、1球で火消しに成功した。

 8回はバルドナードが2死から牧、宮崎に連続四球を与えて一、二塁のピンチを招くも得点は与えず。9回は守護神・大勢が3者凡退に仕留めて逃げ切った。

 高梨は今季4ホールド目で、ケラーは同じく2ホールド目、船迫は5ホールド目。バルドナードはこれで開幕から12試合連続無失点で今季8ホールド目となり、大勢は今季7セーブ目をマークしている。

 横川について「100点です」とした阿部慎之助監督(45)は先発投手陣について「ちゃんと試合をつくれてるしね、最初にぶっ壊れてしまうというのがなかなか少ないのでね、みんな頑張ってますね」とまずは評価。

 さらに、前夜満塁被弾の高梨を2番手として投入したことについて「いやもう、9連戦中なんでね、中継ぎちょっとうまく使わないといけない」とまずはコメント。

 前夜にデビューから11試合目で初失点してプロ初の敗戦投手となっていたドラフト1位ルーキーの西舘については登板させない“上がり”にしていたことを明かし「みんなでつないでいこうと思ってね」と振り返った。

 また、7回にケラーが一発打たれて1点差とされ、なおも2死一、三塁となったところで船迫にスイッチした場面については「いやもう一発食らって、その後ね、頑張ってくれましたけど。変則のほうが打ちづらいかなと。そこはもう準備をしていてくれたのでね」と見事な“1球火消し”を称えていた。

 

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