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カブス今永の快進撃支える“浮き上がる”直球 被打率.137は2番目の低さ フライボール革命には効果的

スポニチアネックス / 2024年5月3日 1時33分

メッツ戦に先発したカブス・今永(AP)

 ◇ナ・リーグ カブス1―0メッツ(2024年5月1日 ニューヨーク)

 カブス・今永昇太投手(30)が1日(日本時間2日)、敵地ニューヨークでのメッツ戦でメジャー最長の7回を投げ3安打無失点で無傷の5勝目を挙げた。防御率0・78は両リーグトップ、5勝は同トップタイの2冠。タイガース・前田健太投手(36)、ドジャース・山本由伸投手(25)とともに、背番号18トリオによる同日の日本投手先発3勝は史上初の快挙となった。

 今永が無傷の5連勝。メジャーデビューから快進撃を支えるのは、この日も投球の53%を占めた直球だ。

 この試合では最速93.4マイル(約150.3キロ)で、平均も91.2マイル(約146.7キロ)。大リーグの剛腕と比べると見劣りする数字だが、直球の被打率.137は、250球以上直球を投げた投手で2番目に低い。最大の要素はこの日、最高で2601をマークした回転数で、平均も2489を計測する。ドジャース・山本はこの日、直球の最速156キロをマークしたが、回転数は最高2357で、平均は2130。平均値では今永が350以上高く、それだけ切れがあることになる。また、身長1メートル78でリリースポイントが低いが、その分高めを駆使することで、浮き上がるような軌道を導き出している。

 バットをボールの下から打つ「フライボール革命」が主流のメジャーの打者には効果的な今永の直球。まだ、快進撃は続きそうだ。

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