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【ボクシング】豊嶋亮太 坂井祥紀との再戦制し新王者 地域3冠目「今日だけはプロテインを飲みながら…」

スポニチアネックス / 2024年5月4日 22時11分

新王者となった豊嶋

 ◇プロボクシング日本ウエルター級タイトルマッチ10回戦 豊嶋亮太《判定》坂井祥紀(2024年5月4日 東京・後楽園ホール)

 日本ウエルター級タイトルマッチで挑戦者・豊嶋亮太(28=帝拳)が王者・坂井祥紀(33=横浜光)を2―1判定で下し新王者となった。

 21年12月の東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック同級タイトルマッチ以来の対戦。挑戦者に立場を変えて再戦に挑んだ豊嶋は接近戦で打ち合う展開が続いた。5回終了時点の採点では2―1で坂井を支持していたが、最終10回まで前に出続けた豊嶋が逆転勝利。「根比べになって課題しか残らない試合。やりたいことができず反省ばっかり」と表情は浮かなかったが「日本チャンピオンという王道を指名挑戦者として通れたことは一生の財産になる」と笑みを広げた。

 東洋太平洋とWBOアジア・パシフィックに続く地域3冠目を手にし「プロテインを飲みながら今日だけは家でトロフィーを眺めたい」と笑わせた。

 僅差の判定負けで3度目の防衛戦に失敗した坂井は「今は悔しい気持ちが強いが、すぐにでもやりたい気持ちがある」と早くも豊嶋との再戦へ闘志を燃やした。

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