大野豊氏 広島・森下は今季一番の投球に加え、3安打の打撃センスも光った
スポニチアネックス / 2024年5月5日 5時46分
◇セ・リーグ 広島4-1DeNA(2024年5月4日 マツダ)
【大野豊 視点】森下は内容でも今季一番の投球だった。2回は守備陣の立て続けの失策で失点。援護点もない中でストレスを表に出さず、自分ができることに徹した。
初めて安打を許した7回もギアを上げて切り抜けた。最大の要因はコントロールだ。全ての球種を操って無四球(死球は1)。球数も少なく、自分のリズムを崩さなかった。
打者での貢献も見事だった。1点劣勢の7回1死で代打ではなく打席へ。7回87球で余力があったことに加え、打撃に寄せるベンチの期待も多少はあったと推測した。結果として逆転の起点になる左前打。投手も打てば自分を助けることになる。3安打のうち2本は追い込まれてから。改めてセンスを感じさせる巧打だった。
野手陣の奮起も呼んだ。野間は全力疾走で同点の併殺崩れ。松山も前日の悔しさを晴らした。好機になるほど打ちたい気持ちが先行してボール球に手を出す場面が目立つだけに、四球でつないだ菊池の冷静さも光った。やはり安打だけでなく、四球が絡めば得点が生まれやすい。チームとして浮上のきっかけにしたい。(本紙評論家)
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