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大院大高が大阪桐蔭撃破「偶然と思われるのは嫌」履正社に続く大金星4強、注目の今坂には9球団集結

スポニチアネックス / 2024年5月6日 13時17分

<大院大高・大阪桐蔭>9回に勝ち越しの生還を果たしてガッツポーズする大院大高・今坂(撮影・河合 洋介)

 ◇高校野球春季大阪大会準々決勝 大院大高2―1大阪桐蔭(2024年5月6日 舞洲)

 大院大高が大阪桐蔭2―1で下し、準決勝に進んだ。20年夏以来4年ぶり、春に限れば11年以来13年ぶりの4強進出となった。

 今秋ドラフト候補に挙がる「3番・遊撃」の今坂幸暉(3年)が2安打を放って勝利に貢献した。

 2打席凡退で迎えた0―1の7回先頭で中前打。9回無死一塁では右前打を放つと、相手の適時失策も絡んで同点に追いついた。さらに、三走として続く打者の暴投の間に勝ち越しの生還を果たした。

 「履正社に勝ったことがたまたまと言われたくなかったので、大阪桐蔭も倒すことができて素直にめちゃくちゃ嬉しいです」

 今坂は今秋ドラフト候補に挙がる強打の遊撃手。NPB9球団が視察する前でアピールに成功した。

 4回戦では履正社をサヨナラ勝利で破り、勢いそのままに準決勝進出。辻盛英一監督は「(履正社に勝ったことが)偶然と思われるのは嫌。2強に力で勝つことを目標にしてきた」と喜んだ。

 ◇今坂 幸暉(いまさか・ともき)2006年(平18)10月19日生まれ、山口県下関市出身の17歳。小2から山口下関ボーイズで野球を始めて二塁手。小3から中学までは苅田ボーイズに所属。大院大高では1年夏に背番号19でベンチ入りし、1年秋から背番号6。50メートル走5秒9、遠投115メートル。1メートル78、80キロ。右投げ左打ち。

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