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広島・新井監督  打撃低迷…坂倉の復調信じて待つ「乗り越えられる選手だと思っている」

スポニチアネックス / 2024年5月7日 5時3分

打撃練習で快音を響かせる坂倉(撮影・岸 良祐)

 広島・新井貴浩監督(47)が6日、開幕から自慢の打撃が低迷する坂倉について言及した。「2軍での再調整は考えていない。少しずつ上がってきていると思うし、こっち(1軍)で起用しながら状態を上げてもらう」と明言。復調を信じて待つ意向を示した。

 開幕から低調で得点力不足にあえぐ打線。中でも正捕手の打率・184は際立つ。指揮官はそれでも「捕手に戻ってまだ2年目。大変なのは重々承知している。乗り越えないといけないし、乗り越えられる選手だと思っている」とし、揺るぎない信頼を口にした。

 坂倉自身も主力としての責任を痛感する。今季4度目の降雨中止となったこの日、甲子園球場の室内練習場には堂林とともに志願の居残り特打に励む背番号31の姿があった。

 「(試合に)出ている以上は結果を残さないといけない。出たくても出られない選手もいるわけだし、そういう面で責任がある」

 捕手と一塁手を兼ねた21年に打率リーグ2位の・315をマークし、先輩の鈴木誠也(現カブス)と首位打者争いを演じた実績を持つ25歳。昨秋参戦した侍ジャパンで日本ハム・万波らに触発され、力強さと確実性を求めた打撃改造がまだ数字に表れない。

 「一つ変われば。それが恐らくいい方向に行くと信じてやっているので。イメージだったり、思っていることが打席でできているか…を大事にしながら」

 5日のDeNA戦で6度目の零敗を喫し、3度のスコアレスドローを加えた無得点試合は開幕からの28試合で実に9度。坂倉が復調すれば状況改善の契機になる。本人が強くそう思っている。(江尾 卓也)

 ○…雨で流れた一戦。先発・ハッチの女房役は今季初先発の石原の予定だった。チームは世代交代期。新井監督は最善を求めて打線を組み替え、成長を信じて若手を積極的に起用する。そうした状況下で起きている得点力不足について、指揮官は「野手は成長するまでに時間がかかる。一生懸命やってくれてもいる。私が我慢しないといけない。投手に負担がかかっているのは、野手はみんな感じている。もちろん、私も」と話した。

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