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「虎に翼」崔さん、特高監視下も帰国先延ばし試験勉強…ネット涙「友と後輩のために」「お別れなのね」

スポニチアネックス / 2024年5月7日 8時17分

連続テレビ小説「虎に翼」第27話。崔香淑(ハ・ヨンス、手前左)は甘味処・竹もとに踏み込んできた特高に…(C)NHK

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は7日、第27話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第27話は、1938年(昭和13年)3月、猪爪寅子(伊藤沙莉)たちは明律大学を卒業。寅子は雲野六郎(塚地武雅)の法律事務所で働きながら、再び高等試験合格に挑む。一方、甘味処・竹もとで働きながら勉強を続ける崔香淑(ハ・ヨンス)のもとに、特高がやってくる。兄・潤哲(ユン・ソンモ)が思想犯の疑いをかけられ、香淑自身も随分前から目を付けられていたのだった。寅子たちは香淑が抱えていた事情を知り、衝撃を受ける…という展開。

 4月、寅子は雲野の事務所の門を叩く。仲間たちとは竹もとに集まり、勉強会を開いていた。

 花岡悟(岩田剛典)は前年に民事事件の担当になった桂場等一郎(松山ケンイチ)の下に付き、裁判官になるための実務修習中。寅子とランチを共にし、近況を語り合う。猪爪花江(森田望智)は婚約だけしたら?と寅子に提案した。

 特高は竹もとに踏み込み、潤哲を匿っているのではないかと詰問。香淑に書かれた「(朝鮮に)早く帰ってこい」という手紙も押収した。

 香淑は身の上を語る。前年6月の筆記試験の後、兄妹は特高に連行された。すぐ釈放されたものの、思想犯の疑いで監視され、出版社にいづらくなった潤哲が先に帰国。「一緒に帰らないか」と言われたが、香淑は「ごめん。今はまだ帰れない」と断った。

 「みんなの試験を見届けて、それから、国に帰るつもりでした。黙ってて、ごめんなさい。勉強の邪魔になりたくなくて」「(試験勉強に励んだのは)みんなと、これからの女子部の学生たちのためです。みんなは次こそ必ず受かるって、そう信じているから、だから、少しでも役に立ちたかった。でも…」

 山田よね(土居志央梨)は「今しかないぞ。朝鮮に帰るなら、今しかない」と促した。

 SNS上には「友と後輩のために、香淑さん…涙」「香淑ちゃん、健気すぎる(泣)」「お別れなのね、香淑さん…」「崔ちゃん、つらいよね。つらすぎるよ」「今週、女子部みんなそれぞれのどうにもならない事情で離れ離れになって竹もとにも集まれなくなっていきそう…悲しい」などの声。香淑の決断は果たして。

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