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TDS新エリア「アナ雪」のアレンデール城で北欧料理 見て、食べて、映画の世界を満喫

スポニチアネックス / 2024年5月7日 16時53分

アレンデール・ロイヤルバンケット(撮影・望月 清香)

 東京ディズニーシーの8番目の新テーマポート「ファンタジースプリングス」が6月6日にオープンする。グランドオープンに先駆け、7日にプレスビューが開催された

 「ファンタジースプリングス」は、総開発面積約14万〓、総投資額約3200億円という東京ディズニーシー開業以来最大の開発。“魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界”がテーマで、ディズニー映画「アナと雪の女王」、「ピーター・パン」、「塔の上のラプンツェル」を題材にした3つのエリア、ディズニーホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」からなる。

 映画「アナと雪の女王」の世界を舞台にしたエリア「フローズンキングダム」に、アレンデール城の中で食事ができるレストラン「アレンデール・ロイヤルバンケット」が誕生する。アナとエルサが城の門を開けてアレンデール王国の人々を祝宴に招待。ゲストは、ダイニングエリアとして開放されたお城の部屋で食事を楽しめる。

 店内には、フラゴナール「ぶらんこ」をモチーフにした絵画やブリューゲル「農民の踊り」をモチーフにした絵画など、アナが「生まれてはじめて」を歌う名シーンに登場した絵画の数々が。エルサの戴冠式のパーティーが行われた大広間で食事もできる。細部までこだわり抜かれていて、眺めているだけであっという間に時間が過ぎてしまいそう。

 ここでは、映画の舞台となった北欧風の料理が提供される。「アレンデールロイヤルセット」は、牛肉のパイ包み焼き、スモークサーモントラウトとオレンジのサラダ、ポテトグラタン、パン、オラフのマシュマロココアムースの豪華セット。牛肉のパイ包みは、エルサの魔法をイメージ。パイの表面に大きな雪の結晶の焼き印がある。大きな牛肉がゴロゴロ入っていて食べ応えたっぷりだ。

 ポテトグラタンは、緑色のパン粉や丸い形で、リヴィング・ロック谷に住む妖精のトロールたちを表現。北欧の伝統的なジャガイモ料理「ヤンソンの誘惑」を参考にしており、アンチョビが後を引く味わい。デザートは、濃厚なココアムースの上に雪のように真っ白なクリームとオラフが描かれたもちもち食感のスイーツがのっている。

 スーベニアスプーン&フォークは、エルサの戴冠式をイメージ。2つセットで高級感あるデザインの箱に入っていて、まるで戴冠式の記念品のよう。アレンデール城に招待されたような気分を味わうことができる。見て、食べて、映画の世界を満喫できるレストランだ。

 レストランの脇には、映画に登場した山小屋の主人オーケンが経営する「オーケンのオーケーフード」もオープンする。北欧名物のカルダモンロールをアレンジした「オーケンのフッフーブレッド」が販売される。スパイスの効いたミートフィリングにリンゴベリーのジャムとカルダモンがアクセント。メニュー名の「フッフー」は、オーケンの愉快な口癖から。食べ歩きにもぴったりのメニューだ。

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