離脱していた鹿島MF柴崎岳が全体練習に合流 主将＆選手会長＆背番号10の三役担う大黒柱

全体練習に合流した柴崎（中央）

　開幕前に負傷離脱していた鹿島のMF柴崎岳（31）が8日、全体練習に合流。約1時間のメニューを消化した。

　時折笑顔を浮かべながら汗を流し、攻撃練習ではボランチの位置で軽快にパスを散らした。

　柴崎は1月に行われた宮崎キャンプ中の練習試合で負傷。開幕後に一度は復帰したものの、再び別メニュー調整が続いていた。

　今季はプロ14年目で初めて主将を務め、選手会長、背番号10と三役の重責を担う。開幕前には「タイトルを獲りたいという覚悟の表れです」と今季に懸ける思いを明かしていた。大黒柱の復帰に、ポポヴィッチ監督は「一番のクオリティーがある選手。期待している」と喜んでいた。