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ロッテ・朗希 苦しい初エスコン…5回2/3プロ最多123球で5失点2敗目 怒りあらわに

スポニチアネックス / 2024年5月11日 5時31分

<日・ロ>6回、同点に追いつかれさらに2死一、三塁とされたところで降板した佐々木(撮影・長久保 豊)

 ◇パ・リーグ ロッテ3―6日本ハム(2024年5月10日 エスコンF)

 床を蹴り上げた。初のエスコンフィールドでの登板となったロッテ・佐々木は5回2/3を8安打5失点で今季2敗目。降板直後のベンチで珍しく感情をあらわにした右腕は「思うように投げられなかった」と声を絞り出した。

 再三のピンチをしのぎ、3―1の6回も二、三塁を招いて2死にこぎ着けた。迎えた松本剛を2球で追い込み、フォークボールを決め球に選んだ。拾われた打球に力はなかったが右前にポトリ。同点の2点打となり、続く郡司にも右前打を許して降板を告げられた。救援陣も打たれて2年ぶりのワーストタイとなる5失点。最速158キロでプロ5年目で最多の123球を投じたが、自己ワースト5四球も与えるなど制球に苦しみチームの連勝を4で止めてしまった。

 今オフにもメジャーに挑戦する可能性があり、この日もドジャース、ヤンキースなどメジャー7球団のスカウトが視察。吉井監督は「結果的にちょっと引っ張り過ぎたので、私の判断ミスです」と責任を背負った。(大内 辰祐)

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