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筑波大が1部残留決定 期待の1年・長田悠也内野手がサヨナラ犠飛で決めた

スポニチアネックス / 2024年5月11日 12時45分

<筑波大・城西大>サヨナラ犠飛を放った筑波大・長田

 ◇首都大学野球1部春季リーグ 筑波大5―4城西大(2024年5月11日 越谷)

 筑波大が延長10回タイブレークまでもつれた熱戦をサヨナラで制して1部残留を決めた。川村卓監督は「苦しかったですけど最後はよく決めてくれました」と思わず笑みがこぼれた。

 1部残留は期待の1年が決めてみせた。同点の延長10回1死満塁でサヨナラの左犠飛を放ったのが長田悠也内野手(1年=国学院栃木)。公式戦のサヨナラ打は野球人生初で「打席に入る前までむちゃくちゃ緊張したんですけど、決められてうれしいです」と満面の笑みだ。

 高校時代は遊撃手として活躍し2年夏の甲子園でも活躍。川村監督も「右の大砲候補」として期待し、今春は全試合でスタメン出場をつかんだ。大学から始めた三塁の守備も難なくこなし「足の運びとかはショートでもしっかりやっていたので守りにくいことはないです」と長田。この日も攻守で劇的勝利に貢献し「最後は先輩にもみくちゃにされました」と喜んだ。

 長田の打席時にスタンドから必ず歌われるのが長渕剛の「とんぼ」。フルコーラスで大合唱する先輩たちを打席から見ると「気合も入りますし、打席でも口ずさんでしまいます」。多くの期待を背負う1年生は筑波大で伸び伸びと成長中だ。目標は大学卒業後のプロ入り。「まずは1年間戦う体力をつけていきたい」と、着実に成長していく青写真だ。

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