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今季の3割打者は大谷翔平含め7人 68年の6人に次ぐ少なさ、99年から48人も減少

スポニチアネックス / 2024年10月2日 8時37分

ドジャースの大谷

 今季のメジャーリーグでの投手の完封数は16試合で、新型コロナウイルス感染拡大による短縮シーズンとなった2020年を除くと、22年と並んで1874年以降、最も少ない数となった。AP通信が報じた。

 完投数もわずか26試合。1975年にヤンキースのキャットフィッシュ・ハンターが一人でマークした30試合より少なかった。複数の完投をマークした投手は3人だけ。フィリーズのクリストファー・サンチェス、ブレーブスのマックス・フリード、ブルージェイズのケビン・ゴーズマンだった。

 完投は1988年時点では622試合あった。それが年々減り、2003年には209試合、15年には104試合、21年には50試合となった。今季リーグ全体の打率は.2433に下落し、1900年以来の5番目に低い数字となった。

 23年は守備シフトを制限した初年度で打率は.248に上昇していたが、再び下落した。打率で3割を超えたのはわずか7人で、1968年の6人に次いで2番目に少ない結果となった。ちなみに1999年には55人の3割打者がいた。

 塁上の走者は3617個の盗塁を成功させ、1900年以降では1914年の4574個、1915年の4108個に次ぐ3位の数字。昨年の3503個から大幅に増加した。成功率は79%で、昨年の80.2%からやや減少。直球の平均速度は94.3マイル(約151.7キロ)で記録的な速さだったことが要因の一つと言える。

 MLBが計測を開始した08年には91.9マイル(約147.9キロ)だった。100マイル以上の投球総数は、23年の記録3880球から3321球に減少した。アスレチックスのメイソン・ミラーが510球で最も多く、次いでダイヤモンドバックスのジャスティン・マルティネスの426球、ガーディアンズのエマニュエル・クラスの285球、ツインズのホアン・デュランの256球だった。先発投手の中では、ピッツバーグのポール・スキーンズが100球で最多、エンゼルスのホセ・ソリアーノが40球だった。チームごとの試合あたりの三振数は8.48個と、23年の8.61個から下がった。四球数も3.07個で23年の3.25個から下がった。

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