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河村勇輝がNBAグリズリーズのキャンプ初日に参加 大谷翔平と同じ「17」で躍動「恥のないように」

スポニチアネックス / 2024年10月2日 8時55分

NBAグリズリーズのトレーニングキャンプに参加した河村勇輝(撮影・杉浦 大介通信員)

 NBAグリズリーズが10月1日(日本時間2日)、テネシー州ナッシュビルでトレーニングキャンプを開始し、無保証のエキシビット10契約を結ぶ河村勇輝(23)も練習に参加した。

 メディアに公開された時間帯の練習時にはコーチの指示に従いながら攻守の動きをチェック。締めくくりにはチームメイトとゲーム形式のシューティングを行うなど、頻繁に笑顔を浮かべながら楽しそうにプレーする姿が印象的だった。

 終了後、河村は日本メディアの囲み取材に応じている。河村との一問一答は以下の通り。

 ――初めてのNBAキャンプで初日を終えて

 「すごく充実した毎日を送れていると思います。キャンプが始まっても、今日は1日目でしたけど、自分にできたことがあれば、できなかったこともあった。すごくいい収穫のある1日になったんじゃないかなと思います」

 ――最後のシューティングゲームでは楽しそうだった

 「チームメイトと一緒にシューティングしたり、競争したり。すごく楽しいので、自分のバスケットの練習も含め、また英語の勉強も含め、そういったコミュニケーションは常にとっていこうかなと思っています」

 ――NBAの練習に参加して

 「インテンシティはやっぱりすごく高いです。みんなエナジーを持って(練習して)いると思う。サイズの部分だけではなくて、ハートの部分でみんなすごく気持ちを持って、練習されているなと思います」

 ――印象に残っている会話、言われたことは

 「スペーシングの作り方だったり、スペーシングを作るクリエイトの仕方っていうのは、ドライブだけではなくて、カッティングだったりとか、そういったルールがいっぱいあるので、徐々に慣れていかなければいけないなとは思っています」

 ――身長の低さについてチームメイトやスタッフから言われることは

 「特にそう言われたわけではないですけど、最後のハドルの時に、“勇輝も含め、僕たちはそんなに大きくないから全員がボックスアウトをして、戦わなければいけない”みたいな話はスペインの僕と同い年のサンティ(サンティ・アルダマ)が言ってました」

 ――背番号は17。大谷翔平選手と同じ

 「実は自分が決めた後に気づいたんですけど、野球界でいえば大谷翔平さんがつけている番号。僕はそんなに深く意味を持ってこの番号をつけているわけではないんですけど、恥のないようにというか、しっかりとアメリカの17番というのは素晴らしい番号なんだっていうのを思われるようなプレーをしなければいけないなとは思います」

 ――初めてのNBAで感じたこと

 「本当に毎日がトライアウトで、いつカットされるかわからないっていう状況です。リラックスはまったくできませんし、自分がプレーできるってことをチームメイトにもコーチングスタッフにも証明しなければいけません。覚悟を持ってというか、1日1日、気を抜かずに、正しく自分に向き合って頑張っていきたいなと思います」

 ――渡辺雄太選手が「チーム選びが大切だ」と話していた。グリズリーズのオーガニゼーションをどう感じるか

 「ここに(来て)日は浅いですけど、来てよかったなと思えるような、選手たちとコーチングスタッフと、施設だったり、環境だなと感じています。まだまだこれからやらなければいけないことはたくさんありますけど、このメンフィスという街、オーガニゼーションは素晴らしいなと感じています」

 ――チームメイトからパリ五輪を見たよと言われたり、認知度は

 「いやー、そんなことはないですね。だからこそ自分ができるってことを証明しなければいけないって思っていますし、コーチングスタッフの方々からは“オリンピックを見たよ”“すごいよかったよ”っていう話はしていただいたので、すごく嬉しいです。あとはチームメイトには自分ができるってことを証明しなければいけないなと思っているので、まだまだやらなければいけないことはいっぱいあるなと思います」

 ――練習メニュー、日本との違いを感じるか

 「すごい変わった特別な練習をしているわけではないなと思います。でもやっぱり1つ1つのプレーだったりとか、1つの1つのメニューに対する熱量っていうのがまったく違うなと感じます。インテンシティだったり、熱量がまったく違うなと」

 ――チームの看板であるジャ・モラント、ベテランのマーカス・スマートといった選手たちとの絡みは

 「すごい話しているわけではないですけど、コートに入って一緒にプレーしている時は“どうした方がいい”とか“今のはよかったよ”とか、そういった話し合いはできているんじゃないかなと思います」

 ――できたことがあれば、できなかったこともあったということだが、できた部分を挙げるとすれば

 「今日はやっぱりもっとできたなっていう感覚の方が強いです。いいパスをもらったときに決めきれなかったシュートもありました。パスの部分に対して、関していえば、いいアシストが何個かできたんじゃないかなと思うので、そこは引き続きやり続けていければいいなとは思っています」(ナッシュビル・杉浦大介通信員)

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