【WCS第1戦】メッツがブルワーズに打ち勝ち先勝 前日ダブルヘッダーの疲れ見せず打線8得点

5回にヘッドスラィディングで一塁へ滑り込み内野安打としたメッツ・イグレシアス（ロイター）

　◇ワイルドカードシリーズ第1戦　メッツ8－4ブルワーズ（2024年10月1日　ミルウォーキー）

　大リーグは1日（日本時間2日）、プレーオフのワイルドカードシリーズ（WCS）が開幕。ワイルドカードでプレーオフに進出したブルワーズとメッツは、メッツが8－4で先勝した。

　メッツは2点を先制された直後の2回無死一、二塁からウィンカーの2点三塁打で同点。さらにマルテの中犠飛で勝ち越しに成功した。

　4回に2点を奪われ、3－4と逆転を許したものの直後の5回2死一、二塁からイグレシアスが一塁へのゴロを放つと、激走。最後はヘッドスラィディングでベースカバーに入った相手2番手右腕・パヤンプスより先に一塁へ滑り込んでセーフをもぎ取り、適時内野安打で同点にした。

　2死満塁からはビエントスの右前への2点打で勝ち越し、マルティネスも2点打を放つなど、この回一挙5点を奪い、再び試合をひっくり返した。

　チームは前日、ブレーブスとダブルヘッダーを行ってからの移動試合となったが、疲れを見せず7安打で8得点と効率良く点を奪った。

　投げては先発・セベリーノが6回4失点と粘投。7回以降は救援陣がリードを守り切り、敵地で地区シリーズ進出に王手をかけた。

　ブルワーズは初回にコントレラスの適時打などで幸先良く2点を先制。4回にはチョウリオの適時打などで2点を奪い、逆転したが、先発・ペラルタが4回3失点で降板すると、後を継いだ救援陣も打ち込まれ、初戦を落とし、後がなくなった。