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「適切に対処されてよかった」ロバーツ監督も“蛮行ファン”出禁にしたヤンキース対応に安堵

スポニチアネックス / 2024年10月31日 9時19分

<ヤンキース・ドジャース>初回、トーレスの打球をベッツが好捕するも、ファンがグラブからボールを奪い取る(撮影・沢田 明徳)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が30日(日本時間31日)、ワールドシリーズ(WS)第5戦の試合前に会見に臨み、第4戦でのヤンキースファンの“暴挙”を非難した。

 第4戦はドジャースが守備中に“強奪事件”が発生。初回裏、ヤンキース・トーレスの右翼フェンス際へのフライをベッツがグラブを伸ばしてキャッチ。ところが、フェンス最前列で観戦していた男性ファン2人が暴挙に出た。

 1人がベッツのグラブをこじ開け、ボールをむしり取ろうと画策し、隣にいたもう1人の男性ファンもベッツの右手をつかんだ。一歩間違えれば負傷にもつながる蛮行に、ベッツは怒りの表情。このファン2人はもちろん、退場させられた。

 このファンはシーズンチケット保有者だったが、ヤンキース側が第5戦の入場禁止を通達したことを発表した。

 ロバーツ監督はこのプレーについて「不運な状況だった。適切に対処されてよかった。今夜の試合に進むことができる。彼らは今日、入れないので、チケットを払い戻しになった」とヤンキース側の対応に感謝した。

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