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日本ハム・宮西 40歳で史上初40代ホールド王狙う 今年前厄も「僕はメンタルとか根性論が強い」

スポニチアネックス / 2025年1月11日 6時3分

今季初のブルペン投球を行った宮西

 厄も振り払う!日本ハムの宮西尚生投手(39)が10日、兵庫県西宮市の母校・関西学院大で自主トレを公開した。1985年6月2日生まれのベテラン左腕は今年で40歳となる前厄。前日には夫人の愛車がぶつけられる災難も降りかかったが、チーム唯一の「昭和男児」は根性論で乗り越え、史上最年長となる40歳でのホールド王を見据えた。

 まるで厄を振り払うように、宮西は懸命に走っていた。ボールを使用したのはキャッチボールとブルペン投球のみで、例年通り練習の大半をポール間走など走り込みに費やした。40歳で迎えるプロ18年目は前厄。困難にも負けじと食らいついていくことを誓った。

 「前厄なんですよ!厄が来ないように祈るばかりです」

 1985年6月2日生まれの左腕は今年が前厄。災難に遭う確率が高く、気を付けるべき年とされる本厄の前年だが「気にしないのが一番いいし、何か起きたら今年は全部厄のせいにします!(打たれても)前厄だって!」。まだ厄払いはしておらず、ポジティブ志向で乗り切っていく意向を示した。

 しかし、私生活では早くも“災い”が降りかかっていた。前日に駐車していた夫人の愛車が強風の影響もあり、隣の車がドアを開けた瞬間にぶつけられたという。宮西は「去年の11月ごろに納車したばかりの新車が速攻で…。3カ月でぶつけられて…。もう不運でございますわ!」と、苦笑いを浮かべた。

 ただ、練習こそ最大の厄払いと信じている。現役でチーム唯一の昭和男児は「どっちかって言うと、僕はメンタルとか根性論が強い、昔ながらの考えなんで」と強調する。「ランニングって手を抜こうと思えばいくらでも抜けるが、その中で自分を乗り越えられるメンタルが鍛えられる」と、鋼のメンタルで災難も振り払っていく。

 歴代の最優秀中継ぎ投手の最年長記録は15年の阪神・福原で39歳。宮西には40歳で塗り替える“最高齢ホールド王”のタイトル獲得に期待がかかる。「ホールドの歴史は浅いし、リリーフは短命だからね。(タイトルは)最終的についてくるもの。まずは1年間、1軍で戦いたい」と、前を向いた。

 あと31試合で通算900試合登板に達する衰え知らずの左腕ならチャンスは十分にある。前厄もはね返して1年を走りきった先に、新たな勲章が待っている。(清藤 駿太)

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