琴桜「何回やってもいいと思うので…」 優勝額贈呈式に出席 綱獲り挑む初場所へ「変わらずにやるだけ」

＜初場所土俵祭　優勝額贈呈式＞優勝額の前でポーズをとる九州場所優勝の琴桜（撮影・郡司　修）　

　大相撲初場所（12日初日、東京・両国国技館）で横綱昇進を目指す大関・琴桜（27＝佐渡ケ嶽部屋）が11日、東京・両国国技館で行われた優勝額贈呈式に出席した。

　昨年の九州場所で14勝を挙げ初優勝。縦3メートルを超える優勝額に「目の前で見ることは、なかなかないので大きかった。またこれから一つでも増やしていけるようにやっていきたいなと思う」と語った。

　大関昇進から5場所、27歳での初優勝は祖父と同じ。自身初の優勝額を贈呈され、「何回やってもいいと思うので、一つでも多く先代に並ぶように頑張りたい」。綱獲りに挑む初場所へ「変わらずにやるだけ。しっかりと目の前の一番に集中して、一番一番良い相撲を取っていきたい」と見据えた。