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中居正広「支障なく」なぜ入れた? 炎上謝罪文の真相 示談時の双方の見解に明らかな相違

スポニチアネックス / 2025年1月12日 4時11分

中居正広

 女性トラブル騒動の渦中にあるタレント、中居正広(52)が謝罪文で表明した「今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」との文言が批判を集めている。トラブル発覚後初の声明で、何より被害者への配慮が必要な書面で強調された自身の芸能活動続行への思い。なぜこの一文は盛り込まれたのか。11日までのスポニチ本紙の取材で、その理由が明らかになった。

 沈黙を貫いてきた中居にとって、事態が急転したのは今月7日。出演番組の放送予定が一切なくなった。中居は初めて騒動について言及することにし、謝罪文を作成。ただし、女性トラブルは示談で解決しているため守秘義務があり被害者側に発表内容の確認をする必要があった。すると、示談成立時に交わした中居の芸能活動継続に関する双方の見解に「明らかな相違」(関係者)があることが判明した。

 スポニチ本紙の取材では、中居側は自身が芸能活動を続けることを、示談成立時に被害者側も了承したと認識していた。そこでその内容を入れた謝罪文を被害者側に確認してもらったところ「全く違う認識を被害者側が持っていて、その文言のまま入れることはできなくなった」(関係者)という。そこで文言に修正を重ねた結果「なお、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」という問題の発表文になった。

 今回の謝罪文はトラブル発覚後、中居が初めて内容に言及したコメントで世間から大きな注目を集めた。ただ「お詫(わ)び」と題した発表文であり、まずは被害者への謝罪の姿勢を終始貫くべきだった。しかし、自分の出演番組が一気に放送見合わせとなった中で「自身の芸能活動続行に問題がないことを伝える一文を入れることにこだわってしまった。問題の文言はいろんな意味に捉えられるので、中居さんの真意を正確に伝えるものではなく同情すべき点はあるが、芸能活動への強い思いが結果的に自らの足をすくうことになってしまった」(関係者)と周囲は話している。

 本来は被害者への人権を最大限配慮することが求められる今回の騒動。中居はその思いを再認識した上で、改めて被害者へ謝罪をすることが、何より先決すべき課題かもしれない。

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