【高校サッカー】東海大相模 初出場で大健闘ベスト4 長井主将「相手が勝負強かった」

＜流通経大柏・東海大相模＞敗戦し涙する東海大相模イレブン（撮影・小海途　良幹）

　◇全国高校サッカー準決勝　東海大相模0ー1流通経大柏（2025年1月11日　国立）

　初出場で快進撃を見せた東海大相模は一歩及ばず、県勢初Vは夢に終わった。格上相手にパスをつないで臆することなく戦ったが、ロングスローで好機を演出してきたDF佐藤碧が前半30分に左膝負傷。担架で運ばれ無念の交代となった。同42分にPKで失点後も追加点は許さなかったが、この日は1点が遠かった。

　それでもMF長井主将は「あれだけボールを持っても1個のPKでやられる。相手が勝負強かった」とした上で「ここまでできて悔いはない」と満足げ。椅子に座りながら取材に応じた佐藤碧も「みんなで頑張った結果。胸を張って帰りたい」と話した。有馬信二監督は「1、2年生も面白い選手がいる。新入生も今までで一番いい選手が入ってくる。新しいチームで記録に挑戦したい」と4強超えを誓った。