中村橋之助 精魂込めた自信作 初主演映画「シンペイ 歌こそすべて」公開記念舞台あいさつ

フォトセッションで笑顔の（左から）神山征二郎監督、真由子、志田未来、緒形直人、吉本実憂、土屋貴子（撮影・小渕　日向子）

　歌舞伎俳優の中村橋之助（29）の初主演映画「シンペイ　歌こそすべて」（監督神山征二郎）の公開記念舞台あいさつが11日、都内の劇場で行われた。

　「シャボン玉」「東京音頭」など約2000曲を残した作曲家・中山晋平の生涯を描いた作品。

　橋之助は「新春浅草歌舞伎」出演のため欠席したが、志田未来（31）や真由子（50）らが花を添えた。橋之助は「スタッフが寝食を共にして作り上げた作品」とメッセージを寄せた。

　またエンディングで「ゴンドラの唄」を歌った上條恒彦（84）も出席予定だったが、昨年末に誤嚥（ごえん）性肺炎で倒れ、リハビリ中のため欠席。「憧れの中山晋平さんの歌を歌えたのは天からのプレゼント」と手紙を寄せた。