【センバツ】横浜清陵 県勢初の21世紀枠で甲子園切符 県立校71年ぶり快挙!その選出理由とは…
スポニチアネックス / 2025年1月24日 16時35分
第97回選抜高校野球大会(3月18日から13日間、甲子園)の出場32校を決める選考委員会が24日、大阪市内で開かれた。21世紀枠では、壱岐(長崎)と横浜清陵(神奈川)が選出された。ともに初出場。
壱岐がまず選出され、壱岐を除いた候補校の中から選考。昨秋県大会で8強に進出した横浜清陵が県勢初の21世紀枠で選出された。横浜や東海大相模など私学優勢の神奈川。公立校が出場するのは1997年の横浜商以来、県立校では1954年の湘南以来71年ぶりの快挙となった。
選出理由を説明した日本高野連の宝馨会長は横浜清陵について「自治を大切にしている。選手間でリーダーを定め、自治会議で意見を出し合ってチームづくりを進めている。強豪校がしのぎを削る大都市でも戦えるロールモデルになるのではと評された」と説明した。
同校は1974年(昭49)に清水ケ丘高校として開校。2004年に大岡高と統合し横浜清陵総合となり、2017年(平29)に横浜清陵となった。
野球部は甲子園出場なし。昨夏は3回戦で横浜創学館に5―6で敗戦。秋季大会は神奈川県大会8強に進出し、準々決勝では東海大相模に0―5で敗れていた。
他の部とグラウンドは共有で、活動時間も限られるなど制約がある中、創意工夫ある練習をしながら25人の部員が一丸となって成果を残したことが評価された。昨秋は準々決勝で東海大相模に0―5で敗れたが、右腕の内藤、左腕の西田豪が粘り強い投球を見せ、少ないチャンスをものにする攻撃が持ち味だ。
宝会長は壱岐とともに「かたや離島、かたや大都市圏ですが、ともに選手が主体となってチーム作りしていることが共通している」と述べた。
▽21世紀枠 甲子園への出場機会を広げるために01年の第73回大会から導入。練習環境などのハンデ克服や地域貢献など戦力以外の要素も加味する。秋季都道府県大会16強(加盟129校以上の場合は32強)以上を条件に、全国9地区から1校ずつ候補として推薦。昨春選抜から1減の2校となり、東西関係なく選ばれる。最高成績は01年宜野座(沖縄)と09年利府(宮城)の4強。
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