“トランプ氏なら侵攻起きなかった” プーチン大統領改めて対話に意欲
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年1月25日 2時36分
ロシアのプーチン大統領は、アメリカのトランプ大統領について2020年の大統領選挙で「勝利を盗まれていなければウクライナ危機は起きなかっただろう」と述べました。
プーチン大統領は24日、国営メディアの取材に対し、「ロシアはアメリカとの接触を一度も拒否したことはないが、アメリカのバイデン前政権が拒否していた」と語りました。
そのうえで、トランプ大統領について2020年の大統領選で「勝利を盗まれていなければ2022年にウクライナ危機は起きなかっただろう」とし、「われわれはウクライナ問題に関し、交渉の準備ができている」と述べ、対話に前向きな姿勢を改めて示しました。
一方、トランプ氏が22日にSNSでプーチン氏に対し、ウクライナ侵攻を直ちにやめるよう呼びかけ、応じなければ追加制裁を科すと表明したことについて、プーチン氏は「彼は賢く現実的な人物だ。アメリカ経済に損害を与えるような決定を下すとは考えられない」と述べて、けん制しました。
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