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オンラインプログラミング学習「Progate」、インドネシアの大学単位に認定

Techable / 2021年7月15日 12時0分

オンラインプログラミング学習サービス「Progate」を提供する株式会社Progateは、2020年2月にインドネシア共和国の首都ジャカルタに「PT Progate Global Indonesia(Progate Indonesia )」を設立しました。同年4月に、インドネシア語にローカライズし、英語もしくはインドネシア語で学習できる「Progate」をリリース。サービス開始から11ヶ月で登録ユーザー数が10万人を突破しています。

Progate Indonesiaはこれまで、インドネシア通信情報省や国立ガジャマダ大学、インドネシアのユニコーン・スタートアップ「Tokopedia(トコペディア)」や「Gojek(ゴジェック)」の教育機関などと連携し、学習プログラムなどを実施してきました。そしてこのたび、インドネシア共和国教育文化省との提携が決定。これにより、「Progate」を中心とした学習プログラムが大学などの高等教育の単位として認定されました。

「Progate」とは?

「Progate」の大きな特徴は、ブラウザやアプリのみですぐに学習できるプログラミング学習サービス。ややハードルが高いと思われがちなプログラミングを手軽に始めるきっかけをくれるサービスといえるでしょう。

ユーザーは、全16コース・84レッスンの中から「創れる人」になるために必要なレッスンを最適な順番で学習することが可能です。紙の本よりも直感的で、動画よりも学びやすい「スライド学習」を採用しているのもポイント。実際にコードを書いて結果を確認するなどプロダクトを作りながら学ぶため、実用的なスキルが身につくといいます。

「Progate」の公式サイトでは、小学校4年生から「Progate」を活用しているという村馬弘一さんや、アプリ版「Progate」をきっかけに、2ヶ月でアイドルから株式会社SmartHRのエンジニアインターンになった五十嵐夏菜さんら複数のサクセスストーリーを掲載中です。

1学期分の単位相当として認定

今回この「Progate」を中心とした学習プログラムが大学などの単位として認められました。「コーディングによるデジタルリーダーシップ」をテーマにProgateが設計する3ヶ月間の学習プログラムを受講することで、20単位(1学期分の単位相当)として認定されるようです。

この学習プログラムでは、HTML&CSS、JavaScript、Node.js、SQLなど多彩なコーディングを学習可能。受講する学生は、2020年にインドネシア教育文化省が発令した教育制度「キャンパス・ムルデカ」に登録する必要があります。

「キャンパス・ムルデカ」は、大学などの高等教育を受ける学生に対して、より幅広い学習経験と新しい能力を学校外で獲得する機会を与えるべく、さまざまな学習プログラムを提供中。Progateによる学習プログラムもここで提供されるということです。ちなみに「キャンパス・ムルデカ」では、社会問題を解決する「村の建設」や基礎教育の質と公平性の向上を支援する「教育キャンパス」などのプログラムも展開しています。

インドネシアのスタートアップの数は2000社を超え、そのうちの5社がユニコーン企業です(中国企業のインドネシア法人「京東インドネシア(JD.ID)」を含めると6社)。Progateは、著しい成長が期待される同国におけるプログラミング教育の需要に応え、質の高いデジタル人材の育成を通じてインドネシアのスタートアップの成長をサポートしたいとしています。

PR TIMES

(文・Higuchi)

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