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エッジAIカメラ「IDEA counter」、屋外広告の視認性を可視化するサービスを追加

Techable / 2021年8月26日 18時0分

映像解析AIプラットフォーム「IDEA(イデア)」を運営するIntelligence Design 株式会社は、都内で屋外広告媒体を運営する有限会社サーチと共に、屋外大型ビジョンでの広告効果を可視化する共同プロジェクトを実施。

その結果、エッジAIカメラソリューション「IDEA counter」を活用した屋外大型ビジョン前の広域範囲のリアルタイムデータ取得、視認性計測に成功し、2021年8月18日より「IDEA counter」の新機能として視認性計測サービスの提供を開始しました。

新橋の屋外広告の視認性を可視化

両社のプロジェクトでは、新橋の屋外大型ビジョンの横(地上17m)に「IDEA counter」を設置し、新橋駅前SL広場における通行者数とその進行方向、年代、性別、滞留時間をリアルタイムに計測。通行者の進行方向から、どの程度広告を視認しているかを示す視認性指標(AVS)を計測し、広告放映時間である15秒間の総AVSポイントを集計しました。

その結果、縦 約35.5m × 横 約42mという広域範囲でも、リアルタイムデータ取得と視認性計測により広告効果を可視化することに成功。「IDEA counter」に新たに視認性計測サービスを追加することとなりました。

「IDEA counter」とは?

もともと「IDEA counter」は、AIプラットフォーム「IDEA」の画像認識技術を活用し、通行者数や属性情報、行動情報において高精度なAI解析を行う交通量調査自動化サービスです。端末はセルラー方式の通信機能を有し、設置時の工事が不要なうえにコンパクトで軽量なため、わずかな空間や乗り物などの移動体にも設置可能。スピーディーかつ低コストで運用できることも大きなポイントでしょう。

これまで、新宿三丁目モア4番街や渋谷センター街(入口と井ノ頭通り)、原宿・明治神宮前などに設置され、人流計測や防犯監視などの実証実験を行ってきました。このたび同プロジェクトを通じて追加された視認性計測サービスは、「IDEA counter」のユースケースを大幅に広げるものとなるでしょう。

サーチ社は今後、各屋外大型ビジョンをはじめ、屋外看板やアドトラックでの試験導入を予定していて、広告主が広告効果や費用対効果をリアルタイムに把握できるサービスを提供していくといいます。また、各屋外広告媒体のリアルタイムデータを連携したビッグデータを活用し、運用型で広告取引ができる屋外広告に特化したプラットフォーム構築にも注力するとのことです。

PR TIMES

(文・Higuchi)

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