在宅ワーカーを実寸大で投影。会話中の“微妙なニュアンス”が伝わるホログラム装置「ホロディ」
Techable / 2022年8月5日 9時0分
リモートワークの普及により、社員同士が対面する機会が減少している近年。
企業は、Web会議ツールやチャットツールを活用するなかで「会社への所属感が希薄になっている」「対面の会話ではわかる微妙なニュアンスがつかみづらい」などの課題と直面しているようです。
そんななか、H2L株式会社(以下、H2L)と株式会社文祥堂(以下、文祥堂)は、リモートワークのコミュニケ―ション課題を解決する遠隔ホログラム装置「HoloD(ホロディ)」の新製品を共同で開発。
2022年8月9日(火)より申し込み受付を開始します。
リモートワーカーの実寸サイズを投影HoloDとは、リモートワーカーを1/1の実寸サイズで透過ホログラムに投影し、遠隔地を繋ぐシステム。会議システムの起動や特殊なデバイスの装着を必要とせず、常時リモートワーカーの表情や動きを映します。
オフィスワーカーは、リモートワーカーの存在を感じながら目線を合わせて会話したり、モノを見せたりすることが可能。対面の会話で得られる空気感やニュアンスも伝えられるでしょう。
新製品は、専用のキャリーケースに納まるコンパクト設計で、Web会議のセッティングが苦手な人でもすぐつなげられるようになっています。
アバターで頭や口の動きを再現
HoloDでは、投影する映像について、Webカメラの映像か自分のアバターかを選ぶことが可能。
アバターは自分の顔をモデルにしたもので、リモートワーカーの頭や口の動きを再現します。アバターの利用によって、身だしなみを気にすることなく相手とつながることができるとのこと。
将来的には、H2LのBodySharing(ユーザーがアバターやロボットなどと、さまざまな感覚を相互共有すること)技術を応用して、アバターに体の動きを伝えることを目指しているといいます。
リモートワーカーの孤独感を解消リモートワークの普及により、遠隔でのコミュニケーションが多くなっている近年。
新入社員や中途入社のワーカーは、上司・先輩に教えてもらう機会や対面でちょっとした話をする機会が減ったことにより、会社への所属感が得にくいといった課題を抱えているといいます。
また、Web会議やチャットツールでは、対面でなら伝わる会話中の“微妙なニュアンス”や、業務の全体像や企業文化がつかみづらく、リモートワーカーが孤独感を覚えることもしばしば。
そこでH2Lと文祥堂は、HoloDの新製品を開発しました。
PR TIMES
HoloD
(文・Haruka Isobe)
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